社内ニートは転職しないのがリスク
会社でやる事がないと今の会社に残るべきか辞めるべきか迷いますよね。
実際、元社内ニートの管理人は会社で干された時は今の会社を辞めるべきか留まるべきか毎日考えていました。しかも辞めるか留まるかを考えていた期間はなんと半年。
正直、半年間も悶々とした気持ちを抱きながら職場にいるのは本当につらかったです。完全に時間の無駄でしたね。もっと早く転職するべきでした。
管理人の昔話はさておき、元社内ニートの管理人が社内で干されているあなたにお伝えをしたいのは、「今すぐに転職活動を始めるべきだ」ということ。
なぜ、社内ニート状態のあなたが今すぐに転職活動を始めるべきかについては今回のページでまとめております。
内容に目を通せば、
- 社内ニートが転職活動を始めるメリット、デメリット
- 社内失業者が無事に新天地を見つけるコツ
- 例外的に今の職場で働き続けたほうが良いケース
まで分かりますので是非最後までお付き合いください。
社内ニートが転職を考えるメリットとデメリット
まず最初に社内ニートのあなたが転職活動を始めることによって得られるメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
管理人が自身の経験を込めた上で感じた社内ニートが転職を目指すことで得られるメリットは以下の通りです。
- 心機一転人生をやり直せる
- 市場価値を上げる機会に恵まれる
- 将来の失業リスクを下げられる事。
- 自尊心を失わずに済む
- 人生に損切りが出来る
ここで一覧にした5つのポイントの中で特に重要なのが一つ目の心機一転人生をやり直せる事と4点目の将来の失業リスクを減らせることです。
今更の話になりますが、社会人にとって仕事の時間は家族と過ごす時間より長いです。人生のほとんどの時間を社内ニートという干された状態でいるのは死んでいるようなものです。
つまり逆に考えれば、退屈と苦痛でしかない社内ニートの状況から逃れることが出来れば、人生全体の幸福度が上がります。
それに社内ニート状態にいると常に失業リスクを抱えることになるのでとても不安定な状態になります。
なぜなら社内ニートは会社で仕事をしてない以上会社への貢献度はゼロだからです。
当たり前ですが、会社に貢献していないので会社が人員整理を始めた際には真っ先にターゲットになります。言ってしまえば万年リストラ候補みたいな存在になります。
退屈な時間から逃れることに加えて、万年リストラ候補から抜け出す事にも繋がると考えると転職活動に取り組むメリットは非常に大きいです。
デメリット
次に社内ニートが転職活動を始めるデメリットについて少し考えてみます。あくまで管理の経験がベースになりますが、社内ニートが転職活動を始める際には以下のようなデメリットがあります。
- 時間がとられる
- エネルギーを使う
- 落とされることで悲しくなる
特に一番のポイントは時間とエネルギーを使うということです。
というのも転職活動するためには履歴書を書いたり面接を受けたりとなかなか時間も気力も使います。
本来であればゲームをしたり映画を見れるあなたの自由時間を転職活動に回さなくてはいけません。好き好んで転職活動をする人はほぼいない以上、短期的にはエネルギーの面でも時間の面でも浪費をすることになります。
メリット>>デメリット
社内ニートが転職活動を始めることにはメリットとデメリットがありますが、両者を天秤にかけると明らかにメリットの方があります。
なぜなら目先のめんどくささを重視して社内ニートから逃れる努力をしないことは人生を浪費することにつながるからです。
先ほどもお話ししましたが社内ニート状態のあなたは会社がリストラを実施する際には真っ先に候補者になります。
それにリストラとは言わずとも社内で貢献をしてない以上、勤続年数が長くなってもお給料が上がることも期待できません。
つまり社内ニート状態で居続けること自体が本当に大きな問題なんです。
逆に転職活動をして職場を変えることが出来ればどうでしょうか?
当然、今の社内ニート状態から逃れるチャンスが手に入ります。それに人生の大半を占める職場での仕事時間が今よりも有意義なものになる可能性が高いです。
これまでの内容を考えると転職活動は大変とはいえ、始めることに大きなメリットがあるように感じないでしょうか?
転職を成功させるための5つのコツ
次に社内ニート状態のあなたが効果的に転職活動で結果を出すために行うべきことを一覧にしてみました。
- 転職をする際のもっともな志望理由を作る
- 今の会社は次が決まるまでやめない
- 入社時の条件をあえて落とすのも検討する
- 複数の転職エージェントを利用する
- 自分が求められる環境を見つける
今取り上げた転職活動を円滑に行うための5つのポイントについてはひとつずつ詳細をご紹介します。
転職をする際のもっともな志望理由を作る
最初に取り組みたいのが面接の場で必ず確認される「転職活動をはじめる理由」を考えることです。
なぜなら、「社内ニートになったから新しい職場を探しています」という事を採用面接の場で口ばしってしまえばほぼ確実に選考で落ちてしまうためです。
参考までにおすすめの転職理由については一覧にしてみましたのでご覧ください。
- 職種を変えてみたいと思った
- 独学で〇〇を学んだのでその内容をいかせる仕事に就きたいと思った
- 年齢に関わらずやる気次第で仕事どんどん任せてくれる会社で働きたいと思った
特に2の「自分で何か新しいスキルを習得する勉強を始めてそのスキルがいかせる仕事に就きたいと思った」はベストです。なぜなら、もっともな理由ですし面接官に学ぶ意欲とやる気をアピールできるためです。
そこで管理人としてはご自身のスキルアップと面接時のエピソードづくりの両面に役立つスキルアップには転職活動を機に取り組むことをおすすめしたいです。
今の会社は次が決まるまでやめない
転職活動に取り組む際に絶対に欠かせないのが今の会社を辞めずに新天地を探すことです。
というのも会社を辞めた後に転職活動をする場合、収入がないので何とかして短期間で新しい仕事を見つけなくてはと焦ってしまいます。
心の余裕がないと面接の場で自分の魅力を伝えることもできなくなるので自ずと転職活動も苦戦してしまいます。
そのため、今の会社を辞めずに収入には困らない状況をキープしながらじっくりとあなたに合った会社を探すことを個人的にお勧めしたいです。
入社時の条件をあえて落とすのも検討する
実は新しい職場を比較的簡単に見つける方法の一つに入社時の条件を下げるという選択肢があります。
入社時の条件を下げることの一例としては以下のようなものがあります。
- 入社時の契約形態を契約社員でも良いと言う
- 希望年収を現職の給料より低い条件にする
入社時の条件を下げれば下げるだけ新しい職場の内定を獲得する際のハードルが下がります。そこで気が進まないでしょうが、希望条件を敢えて下げる、という選択には取り組むことを考えたいですね。
複数の転職エージェントを利用する
進展探しを成功させる秘訣の一つに複数の転職エージェントを利用することがあります。ご存じかもしれませんが、管理人が利用している転職エージェントをここではまとめてみました。
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- DUDA転職
- レバテックキャリア
- ビズリーチ
各転職エージェントで取り扱い求人が異なる以上、複数のエージェントに登録をした方が色々な企業に出会うことが出来ます。
転職エージェントへの登録は会社のお昼休みや業務時間中でもトイレでなら出来ますので今すぐに登録したいですね。
自分が求められる環境を見つける
最後に取り上げるのはあなたが働きたい会社を求めるのではなくてあなたが貢献できる会社を探すことです。
当たり前ですが会社は営利団体です。そのため会社が欲しい人材というのは会社の利益に貢献してくれそうな人材なんですね。
つまり今のあなたが利益に直結する働きができる環境がある企業であれば高確率で内定をもらうことができてしまうんです。
どうしても転職活動に取り組むと自分が働きたい会社を探したりしますが、希望の条件をベースに新天地を探すと苦戦は必須。
そこで少し視点を変えて「あなたが貢献できる会社はどんな会社なのか」、という視点で会社を探してみることをお勧めします。
今の会社で社内ニート脱出は可能なのか?
次に転職とは少し話が変わりますが、現職で社内ニート状態から逃れる方法の有無について考えてみます
干された原因がなくなれば脱出は可能
今の職場であなたが社内ニートなった事には何かしら理由があるはずです。よくあるケースとしてはこれからご紹介する三つのパターンになります。
- 仕事のミスが多すぎる
- 上司に嫌われている
- 仕事のパフォーマンスが低い
例えば今のあなたが社内ニートになった原因が2の上司との関係にあったとします。
この場合あなたを干した上司が失脚したり転職をすれば社内ニートに追い込まれた理由が無くなるので脱却できる可能性も実はあります。
自分の活躍の場を手に入れるのが鍵
干されてる状況から抜け出す際の秘訣は活躍できる環境を見つけことです。
例えば大雑把な性格で事務作業でミスばったりをして社内ニートに追い込まれたとします。
ミスが多い人が経理の仕事や事務スタッフのような細かい作業が多い仕事をしている限りは活躍は厳しいです。理由はシンプルで適職ではないからです。
その一方で干された社内ニートがクリエイティブな仕事がとても得意だったとします。
クリエイティビティーの高さが評価され、特技がいかせる企画部門等に配置転換が行われれば活躍する可能性もあります。
新しく与えられた環境で活躍することが出来れば自ずと社内ニートから抜け出せます。
転職よりも難易度が高いと覚悟する
実は社内ニートが社内失業状態から抜け出すことは転職先を見つけることよりもはるかに難しいです。
改めての話になりますが、社内ニートになった原因が消えて活躍する環境が見つかれば社内ニートからは抜け出せるのは事実です。
しかし活躍の場が手に入るか事や社内失業に追い込まれた原因が消えるかどうかは運の要素が多分にあります。少なくともあなた一人では解決できない問題です。
それに多くの会社はあなたを社内失業に追い込んだ時点で「不要な人材」として評価しています。不要な人材には当然、敗者復活戦もなかなか与えられません。
与えられるかどうか分からないリベンジの場を待つよりも転職という環境を変える選択をした方が楽に社内失業から抜け出せてしまうのです。
転職を思いどまった方が良いケースもある
先ほどの話と矛盾しますが例外的に転職を重い止まった方が良いケースもあります。よくある例外的に転職をしない方が良いケースについては一覧にしてみましたので是非ご覧ください。
- 今の職場であがいていない時
- 今の職場が好きな時
- 明らかにしがみついた方が良いケース
今の職場であがいていない時
一つ目は社内ニートになった後に改善のためのアクションを何もしていない時です。
例えば部署移動の申請を出すことや上司と面談をして新しい仕事を振ってくれるように頼むという行動はあなたの意思次第で出来てしまいます。
可能な限り今の会社であがいてそれでもダメなら転職を決めるのがベターです。
管理人の経験上ですが、今の会社を辞めるという選択肢を持っている状態ですと意外と大胆なことができます。なので転職を決める前にはあがけるだけあがきたいですね。
今の職場が好きな時
今は社内で干されてるとはいえ会社のことが好きでしたら転職をして新しい職場に移るのは意外と損だったりします。
例えば製品が好きだったり、他のメンバーのことが好きだったり、給与水準に満足しているケースですね。
当たり前ですが転職をするとゼロから人間関係を構築しなければいけないですし給与も下がることがほとんど。
そのため、今は干されているとはいえ会社のことを好きだったり、居心地がいいと思うのでしたら転職を敢えてしないのも立派な選択です。
明らかにしがみついた方が良いケース
3つ目にご紹介する転職を思いとどまった方が良いケースは絶対にしがみついた方が良いケース。
例えばあなたが40代後半だったりして転職活動に取り組んでも仕事が見つからない。それに仮に見つかったとしても給与の激減がほぼ確実なケース。
特にあなたが家族を養っている場合は給与が激減する条件で転職をすると家計が破綻します。家計が破綻するのでしたら家族を守るために社内ニートを受け入れるのも立派な選択です。
このページのまとめ
このページでは社内ニートになった時に転職をした方が良い理由や円滑に新天地を見つけるポイント、例外的に転職を思いとどまった方が良いケース等についてまとめてきました。
最後にこのページで取り上げてきた内容の中で特に重要なポイントを一覧にしてみましたので是非ご覧ください。
- 社内ニートでい続けるより転職した方がメリットは大きい
- 会社で干されたままだと将来の失職リスクが高まる
- 新天地探しは今の会社を辞めずにやるのが無難
- 自分が求められる環境を探す方が内定率は高まる
- 転職が怖いのなら今の職場で活躍の場を見つけるべし
- 新天地が見つからない時はしがみつくという選択も実はあり
ここで一覧にしたポイントの中で特に重要なのは転職活動は今の職場を辞めずにやるのが無難だということです。
当たり前ですが転職活動を始める権利はあなたにありますが、必ず転職をする義務はありません。条件が合わなければ今の会社に居座ればよいのです。
この特権を利用して今の職場を辞めずに新天地を探し、条件が良い会社が見つかれば移る、というのが一番賢い選択になります。
是非これまでの内容を参考に社内ニート生活の鬱憤を晴らしてくださいね。最後にこのページでご紹介した内容と合わせて目を通しておきたい内容まとめたページをご紹介しますのでご覧ください。
⇒社内失業状態から抜け出す方法
コラム:新天地で干されないコツ
社内ニートが新天地を探す際に密かに心がけたいのが絶対に次の会社では社内ニートにならないことです。
そこでこのページでは転職を成功させて社内ニートを無事に逃れた経緯を持つ管理人が新天地で干されないために心がけた7つのポイント一覧にしてみました。
- 教えられた内容は必ずメモを取る。
- 絶対に遅刻はしない。
- 自分から仕事を作るようにする。
- 足りない知識は自学自習で適宜補う
- 職場の人間関係を大事にする
- 同じ失敗を連続でしない
- 入社一か月の間で何か小さな結果を出す
今まとめた7つのポイントはどれも重要なりますが、特に大切なのは5つ目に取り上げた人間関係。
というのも新しい職場で人間関係が円滑になれば自ずと仕事がわからない時に質問ができる仲間が出来ます。当然、仲間のおかげで新しい職場の仕事の仕方に素早く順応できるようになれます。
それに人間関係をないがしろにして社内に敵を作ると「あいつは新人なのに調子に乗っている」と思われて完全犯罪のように干されたりもします。
要するに人間関係は社内ニートにならないためには非常に重要なのです。そこで新天地に移るのでしたら転職した会社の人間関係は大切にしたいですね。