非正規雇用者と相性抜群の3種類の副業

本業と副業

非正規雇用者は常に雇用の不安定さというリスクがあります。

少しでも安定を得るために、何か副業をしたほうが良いのか、考える人もいるでしょう。

そこで今回は非正規雇用者が副業を始めるべき理由やおすすめの副業、そして関わってはいけないサイドビジネスについてご紹介します。

非正規雇用者の副業に対する不安を解消する内容になっているので、サイドビジネスに興味があるのでしたらぜひご覧ください。

非正規の副業は法律的に認められている

正社員の場合、副業禁止の企業もあるので、企業に確認が必要になります。
ですが、法律的に見れば副業が認められているんですね。

そもそも副業禁止の理由は本業に支障をきたす、あるいは業務に専念できないことであって、非正規の場合は元々本業とはいえないという見方もできます。

よって、非正規雇用の場合は企業の就業規則で明確に禁止されていなければ問題ありません。

実は非正規雇用者は副業と相性抜群

非正規雇用者は正社員と違い、副業を堂々とできます。

さらに非正規雇用者は副業との相性も抜群です。

その理由を3つお話します。

正規雇用者と比較すると時間がある

正規雇用者と比べて、非正規雇用者は時間的余裕があります。

基本は時間で拘束されるので、仕事終わりの時間が読めますし、残業も義務ではありません。

副業に時間を割くために仕事時間を調節することもできます。

非正規雇用者なら、正社員のように、休日に電話で呼び出されるということも少ないはずです。(少なくとも義務ではありません)

ですから副業をする時間的余裕があることは、非正規雇用者の強みといえます。

複数の職場で働く事も法的には可能

非正規雇用なら、複数の職場で働くことも法的には可能です。

ただし、雇用保険等を受けている場合、今の仕事の勤務時間を減らしすぎると、社会保険等の資格が受けられなくなることがあります。

時間を調節するなり、副業の見通しが立ったら本業の時間を減らしていったりという調節ができるのも、非正規の強みです。

ただコロナ不況中の今は特に慎重になったほうが良い時期なので、副業が軌道に乗るまで非正規雇用者として働くのは続けることをお勧めします。

雇止めされても収入がゼロにならない

非正規雇用者は、常に雇止めのリスクが伴います。

ですが、副業をしていれば、雇止めされたとしてもいきなり収入がゼロにはなりません。そういう意味で、非正規の場合は副業をやらないほうがリスクともいえます。

最近中小企業がバタバタ倒産しましたが、世界的な不景気はむしろこれからです。不景気になったら真っ先に契約を切られるのは非正規社員です。

だからこそ、非正規雇用者は副業で雇止めのリスクを避けたほうが良いのです。

おすすめの3種類のネットでの稼ぎ方

非正規雇用者が副業をしたほうが良い理由をお話しましたが、そもそもどうやって副業をすれば良いのかがわからない人も多いでしょう。

実際、お金を稼げればどんな簡単なことでも副業になります。以下におすすめのネットでの稼ぎ方を3種類ご紹介します。

自己アフィリを使ったお小遣い稼ぎ

自己アフィリエイトとは、広告サイトを経由して、商品などを購入すると、その一部金額がキャッシュバックされる仕組みです。

セルフバックなどとも呼ばれます。

いつもの買い物に、広告サイトを経由するだけでお金がもらえるので、最も簡単なお小遣い稼ぎの手段といえます。

有名な広告サイトといえばハピタスです。サイトを経由して購入するとポイントが貯まり、その現金化も簡単にできるのが特徴です。

また、商品モニターやグルメモニターをすることで、商品や飲食の一部金額がキャッシュバックされるファンくるのようなサイトもあります。

こちらも物によっは簡単なアンケートに答えたり、登録をするだけでキャッシュバックがもらえる自己アフィリエイトです。

副業としての規模は小さいですし限界もありますが、非正規雇用者には特にやりやすいものが多いです。お小遣い稼ぎでも、積もり積もれば立派な収入源になります。

ブログを書いてアドセンスで稼ぐ

ブログは時間がとりやすい非正規雇用ならではの副業です。そして自分のブログにグーグルアドセンスをつければ自ずと収益が発生します。

そもそもグーグルアドセンスというのは、グーグルの広告を自サイトに貼り付ける権利のようなものです。広告がクリックされれば収入になります。

1クリック毎の単価は数円ですが、ブログ記事の質が上がれば自動広告だけでも月7万くらいは稼げるといいます。

広告の貼り付けに関しても、自動広告という仕組みがあるのでそれほど難しいことはありません。

アドセンスを貼ってブログを書くだけと考えれば、非正規雇用者にもおすすめの副業といえますね。

スキルを学んで仕事を取る

副業とはいえ、収入を上げたいならスキルを学んで仕事を取るのが一番です。

今は書籍でもネットでも独学で様々なスキルを簡単に学ぶことができます。また、専門のスクールに通って学べばその後の仕事に繋げやすいというメリットもあります。

非正規雇用者は副業のために学ぶ時間が多く取れるのが強みです。

副業にするには、スキルを学びつつクラウドソーシングサイトで簡単な案件を探す、もしくはココナラなどでスキルを切り売りするのがおすすめです。

稼げるまで時間と投資が必要ですが、非正規雇用の副業の中でも最も稼ぎに繋げやすい方法といえます。

おすすめできない兼業一覧

複数の仕事を掛け持つこともできるのが非正規雇用のメリットですが、中には兼業としておすすめできないものもあります。

副業としてすすめられても、これからお話しする4つに当てはまる仕事はやめたほうが良いでしょう。

時間単価が低すぎるもの

時間単価が低すぎるものは論外です。副業とはいえ、時間単価が低いと稼ぐためには効率が悪すぎるからです。

いくら非正規雇用で時間があるとはいえ、それを犠牲にしては稼げる副業はできず、収入も上がりません。

誤解の無いように言いますと、単価が低くても労力の少ない副業ならまだ良いのです。しかし、コンビニのバイトのように、拘束時間は長いのに時給が低くて稼げないものは最悪。

これでは副業というより非正規雇用の職場を増やしただけになってしまいます。

それならその時間でスキルを学んだほうが、よほど稼げる副業になるといえます。非正規雇用のメリットである時間は有効活用すべきです。

心身のダメージが大きいもの

稼げる仕事だからといって、心身のダメージが大きいものはおすすめできません。非正規雇用だと特にこういう仕事に目が行きがちですが、リスクが高すぎます。

たとえば数日間犠牲にすれば高収入が得られる治験は、身体にとりかえしのつかない悪影響を及ぼすリスクを伴います。

そうでなくても時間と自由をかなり拘束されるので、ストレスがかかる仕事です。

また、夜のバイトなどは非正規でも稼げる副業の代表格とされますが、夜のお客さんの相手をするのは想像以上に心的ストレスを伴います。

人によってはアルコールなどで身体にもダメージを蓄積してしまうでしょう。

非正規雇用でも稼げるからとダメージを受け続ける副業をするくらいなら、スキルを学んだほうが心身ともに楽で将来的にずっと良い稼ぎになります。

初期投資がかかる仕事

初期投資がかかる仕事を兼業にするのはお金のリスクが伴います。

一口に投資といっても、確実に稼ぎにつながるリターンのある少しの初期投資なら、惜しまないほうが良いです。ただし、不動産投資などの大きな投資はリスクが高すぎます。

初期投資がかかる割に稼げるかどうかが分からないからですね。

それに始める際にオフィスを借りたり、過剰な登録料を払わなければいけない類のビジネスに乗り出すのもアウト。

こういったビジネスに手を出すと生活資金を当ててもすぐに溶かしてしまうでしょう。ましてや借金までして着手するなんて論外です。

当たり前ですがお金が無い人が生活資金を投資に充てるのは、リターンがなかったときに生活が立ち行かなくなります。それに期待したリターンが発生しないと残るのは借金だけ。

実は管理人の知人でもビジネスのセンスや市場ニーズを掴む才覚がないにも関わらず初期投資がかかるビジネスを始めて大変な目に遭った人が何人かいます。

彼・彼女達は当然稼げなくて多額の借金だけ残って性格までひがみっぽい性格になりました。落ちぶれ方が残念なので目も当てられない失敗をするリスクがある副業には関わらないのが無難。

基本的に副業は「初期投資がかからない、本業と両立が出来る、毎月かかるコストも少なくて済む」類の案件を選ぶのが正解です。

そのため、非正規雇用として働いていて毎月の収入が乏しいのでしたら金銭的な負担がかかる副業に取り組むのは一切おすすめできません。

株やFXのような投資

株やFXのような投資も副業としておすすめできません。これも元手という名の初期投資が無いと稼げないからですね。

株やFXは少額でも投資できるため、一見すると非正規雇用者のようにお金が無くてもできそうに見えます。

しかし、少額投資して得られるリターンはせいぜい数円です。稼げないからとさらに大きな金額を投資するようになれば、結局はハイリスクな投資になります。

株やFXも勉強しない素人がやったら単なるギャンブルにすぎません。

非正規雇用で空いた時間をそれらの勉強に投じても、稼げるかどうかは運によります。それなら、もっと確実なスキルを磨いて副業にしたほうが良いでしょう。

理想はアフィリエイトサイトの運営

それでは、非正規雇用のメリットを生かすこともできて、リスクが少ない副業はなんでしょうか。

理想の副業はアフィリエイトサイトの運営です。これは、商品紹介をすることで広告収入を得るサイトを運営する副業です。

なぜ理想的なのか?

4つの理由をお話しします。

初期投資がほとんどかからない

非正規雇用者が副業する際のネックとなる初期投資ですが、アフィリエイトサイト運営ならほとんどかかりません。

アフィリエイトは無料ブログでもできます。アフィリエイトする広告を選ぶASPサイトなどの登録も、ほとんど無料。

あとは記事を書いて、広告を貼り付けるだけで収入源を作ることができます。非正規雇用の副業は、初期投資ゼロでできるものはリスクが少なく、最も望ましいといえます。

不労所得になる

ブログアフィリエイトは、労働と違い、不労所得になります。

不労所得というのは、自分が寝ているときなど労働していないときでも得られる所得のことです。

作ったブログが勝手に集客してくれるので、広告収入が発生するんですね。非正規雇用の仕事は労働なので、時間を拘束されますが、不労所得は拘束時間が短くなります。

ブログ記事は非正規の仕事の隙間時間に書けますし、書いた記事はその後も収入源として働いてくれるというお得な副業です。

真剣にやれば色々なスキルが身につく

ブログアフィリエイトは真剣にやれば色々なスキルが身につく副業です。

先述したように無料ブログでやることもできますが、有料で独自ドメインを取得してワードプレスというサイト立ち上げツールを使えばより高度なことができます。

有料といっても年間1,000円程度で維持ができるドメインも多いので、それほど大きな出費ではありません。

また、アフィリエイトでより収入を上げるために、コピーライティングやSEOといったスキルを学ぶのも有効です。

非正規雇用の仕事をしながらでも、真剣にやれば色々なスキルを身につけられる副業といえます。

一定の結果が出れば転職も可能

ブログ運営で一定の結果が出れば、その実績を生かして転職することも可能です。

結果といっても大きな実績でなくて構いません。

たとえば、収益が月5万もあれば、Webマーケティング会社への転職活動でもそれなりに評価してもらえる実績です。

それに運営しているブログが毎月3万ページも見られているなんてことになれば間違いなく評価されます。ぶっちゃけ、副業でやっていたとしてもセミプロと言えるレベルです。

基本的にWEBメディアの運営ノウハウがあるWebマーケターは常に不足気味なので、少しでも収益化できる実績をつけていれば歓迎されるのです。

非正規雇用から正社員にキャリアアップするためにも、有効な副業といえます

何でもよいのでまずは小さく始めよう

非正規雇用者が副業を始める際のコツは、何でもよいのでとにかく小さく始めることです。

初期投資の少ない、小さなビジネスで素早く行動したほうが、結果的に収益につながります。

逆に、勉強や準備にこだわって行動しないと1円も稼げません。何でもよいので、まずは副業で収益を得る感覚をつかみましょう。

そこからコツコツ努力して副業の収益を上げていくのが、非正規雇用からのキャリアアップの近道です。

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