30代のあなたが非正規雇用から抜け出す方法

30代は非正規人生を脱却する最後のチャンス

  • 「もう30代なので非正規人生は終わりにしたい・・・」

こんな気持ちを一ミリでもお持ちのあなたに朗報です。実はですね30代でしたら非正規を脱却するのはそこまで難しくありません。

なぜなら、管理人の知人には30代になるまで正社員経験がなかったものの30代で頑張った結果、非正規生活から脱却した人が何人もいるからです。

抜け出し方は人それぞれでして、正社員になった人もいればフリーランスになった人も起業して経営者になった人もいます。

キャリアチェンジの方向性はそれぞれですが、彼らには非正規雇用として働き続ける事のまずさを正しく理解し、そこから這い上がるために努力をした、という共通点があります。

私としては今30代のあなたにも彼らのように望まない非正規人生からの脱却を成功してもらいたいと思っております。

そこでこのページでは30代が非正規雇用者として働き続ける事の問題点とそこから這い上がる方法についてご紹介していきます。

老後の困窮はほぼ避けられない

これは、かなりひどい話になりますが30代で非正規を抜け出せない場合はほぼ確実に貧乏な老後生活を送ることになります。

なぜなら、老後の生活に必要になる資金を非正規であればほぼ確実にためることが出来ないからです。実際、アクサ生命の運営メディアの情報を見る限り、少なくとも3,000万円が必要です。

その一方で非正規雇用者の平均年収は、年収ガイドの情報を見るとなんと180万円を切っております。

年収180万円で定年になる65歳までの間に3,000万円を貯めるのは現実的ではありませんよね。しかも非正規雇用者の老後生活には一点大きな問題点があります。

実は老後の人生設計の頼りの綱である退職金も多くの非正規雇用者は受け取れません。

というのも日本企業の大半は非正規雇用者に対して退職金の制度を設けていないので会社を辞める際には原則として1円もお金がもらえないんですよ。

退職金というまとまったお金が期待できない以上、老後は貯金もほぼなく、毎月国から振り込まれる僅かな年金で生活することになります。これでは老後の困窮ぶりは避けられませんよね。

非正規が担っている仕事の大半は消える

老後の話以上に悲惨なのはそもそも30代以降の仕事が無くなる点です。

実はですね。専門性のない普通の非正規雇用者が担っている作業の大半は代替することが出来ます。

有名な話で言えば、マイクロソフトというオフィスソフトを提供している会社は事実上、一般消費者向けのコールセンター業務を縮小しました。

元々は電話対応の専属スタッフが説明していた内容を自動音声による説明で事足りるというということで、その仕事を人に任せるのではなくて自動音声による対応に変更しておりました。

実はこの電話応対部隊を削減して機械に仕事を代替させる事を行っている会社は最近どんどん増えております。

実際、管理人が昔仕事で関わっていた企業でもコールセンターで働くスタッフの人員削減は行われていました。

また、非正規雇用者が多い仕事の1つであるデータ入力の仕事もExcelのマクロなどで自動化すれば人を減らすことが出来ます。下手をすると人員ゼロでも回すことは不可能ではありません。

このように非正規スタッフが担っている大半の仕事は機械で代替可能な以上、単純作業しか出来ない人が携われる仕事はどんどん減っていきます。

お金は溜まらずストレスが溜まる

非正規で働き続けると下手をすると10個下の人に命令をされたり、「あの人使えない・・・」と陰口をたたかれます。

これは本当にストレスが溜まりますよね。ですが、多くの企業では正社員と非正規社員の序列では正社員>>>>非正規雇用者となっています。

というのも非正規雇用者の主な仕事は総合職の仕事のサポートであり、そのサポート力に期待して雇用するためです。

そのため、非正規雇用者として働き続けていれば30代になっても20代の正社員に指示されたり雑用を押し付けられるのはほぼ確実。

しかも給与に関しても正社員と違って非正規雇用者にはボーナスがないケースが多いので所得は20代の正社員よりも低いケースがほとんど。

ボーナスがもらえないので貯金を作れないもののストレスは際限なくたまっていく、これは管理人も経験しましたが本当には腹が立ちます。

正社員へのハードルは日々上がっていく

30代で非正規を続けていようと正社員になるのもその人の自由ですが、正社員になるハードルは日々上がっていきます。

この理由はシンプルで企業が正社員を雇う理由を考えると30代後半よりも30代前半、それに30代よりも20代の方が良いんですよ。

これはそもそも論になりますが、企業が正社員を雇い入れる理由というのは端的に言えば非正規雇用者と違ってその企業で長く働いてもらうためです。

この長く働いてもらう、ことを考えるとその人の年齢は非常に重要です。

例えば65才が定年の会社の場合、30才の人ならまだ35年働いてもらえます。その一方で39才なら26年しか働けません。

長く働いてもらいたい企業がらからすればどちらが魅力的なのかは言うまでもないですよね。

それに年齢を重ねると大抵の人は素直さが抜けるので育てるのも難しくなるので年を重ねた非正規雇用者は正社員に採用されにくいです。

この点を考えると30代のあなたは一日一日非正規雇用者から抜け出すのが難しくなる点はご理解ください。

30代の非正規は5年ルールを信じてはいけない

これは非常に残酷なリアルですが、30代の非正規のあなたは非正規雇用者の5年ルールを信じてはいけません。

そもそもこの5年ルールというのは非正規雇用者が特定の企業で連続して5年以上働いて無期雇用への転用を申し出れば無期雇用の社員になれる、という制度です。詳しくは以下のサイトをどうぞ。
無期雇用になれる条件とは?

この5年ルールというのは制度自体はありますが実態は機能しておりません。なぜなら、5年ルールは一般的には非正規雇用者に優しい制度だと思われていますが実態は首を絞めることになりかねない制度だからです。

というのも企業が非正規雇用者を雇う理由は人員数の調整がしやすいからです。つまり、人員が足りない時には臨時で入ってもらい、人が余った時には出てってもらうためです。

この目的を考えると5年ルールというのは企業側にとっては都合が悪いんですよね。

というのも企業側は元々繁忙期と閑散期の数合わせが出来る事が魅力で非正規雇用者を雇い入れる以上、5年ルールがあるとその目的が達成できなくなります。

その結果として労働者側は5年ルールを信じてあくせく働いていながらも企業側は5年が近づく頃には雇止めをしようとするんですよ。

現に管理人の知人の中には4年9ヵ月働いた時点で雇用契約を解除された30代の方もいます。あと3か月で無期雇用になれる状況があった事を考えると会社側の意思決定は非情、としか言えません。

この事例は極端にせよ、法律で保障されている5年ルールに過剰な期待をしてはいけない、という点はご理解ください。

今の生活から抜け出すためにやるべき事

ここまで30代で非正規を続ける際の注意点について取り上げましたのでここからは非正規ならではの不安定な身の上から卒業する方法についてまとめてみました。

  1. 就職エージェントに登録をする
  2. 仕事に繋がるスキルを学ぶ
  3. 副業を始める

それぞれについてご紹介します。

就職エージェントに登録をする

この就職エージェントについて登録するというのは、あなたに正社員の仕事を紹介してくれる人材紹介会社です。

就職エージェントのサイトにあなたのプロフィールを入力し、エージェント企業の担当者と合えばあなたの要望にあった仕事が紹介されます。

しかも紹介「正社員として働ける仕事だけ紹介してほしい」と言えば、紹介される仕事は全て正社員として雇用される仕事です。

通常の採用ルートであれば非正規歴が長いと正社員の求人に申込んでも書類で落とされますが、エージェントを介せば書類落ちの確率は非常に下がります。

これは非正規人生を脱却したい30代のあなたにとっては非常に都合が良いでしょう。使わない手はないので今すぐにエージェントを利用しましょう。

仕事に繋がるスキルを学ぶ

エージェントへの登録と共に転職市場で評価されるスキルか資格をつけたいですね。

実はですね30代で非正規雇用をしている人のほとんどは市場価値はありません。

その理由は非正規で働いていた経歴はマイナスとみられますし、企業の中で雑用ばかり任されるので専門スキルが身につかないからです。

専門スキルもない、年齢も30代と決して若くない、となるとどの企業も積極的には雇いたいとは思いません。

その一方で何かしらの専門スキルや専門的な資格を一度取れば話が変わります。

なぜなら、資格やスキルを持っている有資格者・経験者採用という形で30代であろうと企業から「来てくれ」と言われるからです。

この点を考えると30代の非正規が安定を目指すのならばスキルか資格の取得はほぼ必須、と言えます。

副業を始める

なかなか非正規雇用から抜けれないのでしたら抜けるのを断念して副業を頑張るというのも1つの手です。

というのも30代の非正規社員が普通に正社員を目指しても採用される確率は高くないからです。だって、雇う側からすれば30代の非正規を正社員として雇うくらいなら社内の平均年齢を下げるためにも20代の新卒を雇おうとしますからね。

この点を考えると勝率が高くない正社員を目指すのを敢えて諦める。その代わりとして日々の仕事の隙間時間で副業を始めてダブルワークで所得を増やすという路線を選択するのは賢い選択になります。

例えばUberEatsの配達は自転車さえ持っていれば出来ますし、少し勉強をすれば株やアフィリエイトで稼ぐ事も出来ます。

非正規としての仕事と副業のダブルワークをすれば同年代の正社員と同じくらい稼ぐのは不可能ではありません。

お金さえ稼げてしまえば責任の重い正社員にならなくても安定した生活が出来るので本気で副業に取り組むのは賢い選択です。

30代非正規が正社員になりやすい業界一覧

原則として30代の非正規が正社員を目指すのは難しいですが、30代であっても正社員として採用されやすい業界も一部あります。

一例としてあげると以下のようなものがあります。

  1. IT業界
  2. 介護業界
  3. 物流業界

1つ目のIT業界はプログラミングスクールに通ったり、自分で勉強をして何か成果物を自分で作成できるスキルを持てば正社員になりやすいです。

実際、ITの世界は技術者が足りないので技術を身に付ければ30代であろうと正社員として雇われるのはそう難しくないです。

2つ目の介護業界と物流業界は圧倒的に若手の人手が不足している業界なので30代の未経験者を正社員として採用する事もあります。

特に後者の物流業界に関してはドライバーの数が不足しているのでトラックの運転免許などを取れば30代後半でも正社員登用を狙えます。

肉体労働できつい事が難点ではありますが、雇止めにおびえる必要がない生活を送りたいのでしたら非常に狙い目の業界と言えます。

スキルアップ⇒副業⇒正社員が一番

次に管理人の人生経験から30代非正規のあなたにおすすめの人生戦略をご紹介します。それは以下の1~3の順番で新しい事に取り組むことです。

  1. 市場性があるスキルを身に付ける
  2. 身に付けたスキルで副業を始める
  3. 勉強と副業の実績で正社員になる

最初の市場性があるスキルを身に付ける、というのは取得すれば仕事にありつけるスキルを取得する事を指します。

具体的にはWEBサイトの制作技術だったり、デジタルマーケティングのスキルですね。

こういったスキルを学んだ後は学んだスキルで副業を始めましょう。例えばWEB制作の技術を覚えた場合はWEBサイトの制作の代行をします。

これを行えばいつもの非正規雇用者として収入に加えてサイト制作の報酬が入るので所得が増えます。

しかもサイトを作成すれば制作実績がつきますよね。コツコツと積み重ねた実績をベースに仕事探しに取り組めば経験者採用で正社員を目指せます。

無事に正社員になれれば非正規人生を卒業できますし、仮に30代という年齢が足かせになって採用されなくても大丈夫です。

だって副業出来るくらいのスキルがあればフリーランスになる、という選択肢もありますからね。

このようにスキルを学ぶ⇒副業をして貯金と実績を作る⇒その実績をベースに正社員を目指すという3段階を経れば自ずと色々なキャリアの選択が可能な強者になれます。

管理人もこの方向で無事に非正規人生を卒業した経験があるので30代非正規のあなたにもおすすめしたいです。

このページのまとめ

最後にあらためての話になりますが、ここまで取り上げた内容の中で特に重要な7つのポイントを一覧にしてみました。

  1. 非正規でいる限り老後生活の困窮はほぼ確実
  2. 単純作業しかできない30代の仕事はどんどん減る
  3. 30代の非正規は5年ルールを期待してはいけない
  4. 正社員になるハードルは日々高くなっていく
  5. 人手不足の業界なら30代でも正社員になれる
  6. 人生逆転の鍵はスキルアップと副業
  7. スキルアップ⇒副業⇒正社員がベスト

これらの内容から言えることは30代の非正規雇用者のあなたは現状を変えるための行動を起こすことが必要だという事です。

というのも30代である間はまだ正社員になる道もありますが、40代になると正社員になる道はほぼなくなるからです。

実際、管理人が某ブラック企業で人材採用関連の仕事をしていた時は社長からの指示で40代は年齢を理由に無条件で書類で落としていました。

このように30代と40代ではチャンスの量が変わる以上、30代は人生逆転の最後のチャンスだと思って積極的に行動し続けることをおすすめします。

最後に今のあなたにおすすめの記事をご紹介しますのでぜひご覧ください。

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