管理人は契約社員をはじめとした非正規雇用の形態で働いてる時期が長かったのでその経験から断言できることがあります。
それは何かと言いますと契約社員をはじめとした非正規社員が幸せを得たいのでしたらスキルアップが欠かせない、という点。
この非正規雇用者にはスキルアップが欠かせない理由についてはおすすめのスキルと併せてこれからご紹介しますのでぜひ最後までご覧くださいませ。
勉強しない契約社員には先がない
なかなか過激な見出しなりましたが、自学自習してスキルアップに取り組まない契約社員は正直な話先がないのは事実。
それではどうして自学自習をしない契約社員には先がないかと言うとこれから紹介する3つの理由があるからです。
- 1社に安住することが出来ない
- 非正規のキャリアは評価されない
- 特殊なスキルがないと低賃金のまま
ここで取り上げた3つの理由については上から順番に取り上げていきます。
1社に安住することが出来ない
これはもう言うまでもないかもしれませんが契約社員には契約期間が決められてます。例えば契約期間が半年と雇用契約書にあれば半年後には失職する可能性があります。
この事実を考えると今の職場でずっと働けることを前提に人生設計をするのはリスクでしかありません。
そこで契約社員として働いているのでしたら会社から「契約は今回で打ち切りね」という非情な宣告をいつ言われても困らないような準備が欠かせません。
そしてこの準備の最たるものが貯金ではなくていつでも他の環境に移れるだけの実力を手に入れることです。
非正規のキャリアは評価されない
これもあなたにとってはかなり耳が痛いかもしれませんが非正規として働いていた職務経歴は基本的には評価されません。
なぜなら非正規社員として長く働いていると正社員として就労する意思がない人材と思われるからです。
それに仮に就労の意志があったことを伝えたとしても正社員になれなかった人としてみなされてしまいます。
実際私もとある企業の面接では面接官からねちねちと嫌味を言われました。正直むかついたのできちんと内定を取った上でその会社の対応の悪さを理由に内定を辞退しましたけどね。
私の話はさておき、どれだけ頑張って働いていたとして非正規雇用という契約形態は履歴書上ではマイナスに働いてしまうという虚しい実情は理解する必要があります。
この点を考えるとマイナス分を補えるだけの実力をスキルアップを通して手に入れることが欠かせないのです。
特殊なスキルがないと低賃金のまま
雇用契約という概念があるかどうかも危うい設立したばかりのベンチャー企業ならいざ知らず、普通の会社は非正規労働者には単純な作業しか任せません。
そのためよほどの特殊なスキルがない限りは日本人の平均年収を超えるだけの賃金をもらえることは期待できません。
それに仮に所得が高い職場であったとしても非正規の場合は単純な業務が中心になるので何か特殊なスキルを仕事を通して覚える機会は基本的には得られません。
この点を考えると年収を上げるために欠かせないスキルアップは自分でやるしかないのです。
スキルアップをすれば未来が広がる
これまで契約社員がスキルアップをしないデメリットについては取り上げましたが、スキルアップのメリットについては特に取り上げませんでしたよね。
そこでここからはスキルアップを実現すればどんな未来が見込まれのかについて管理人の実体験をベースにまとめてみましたので是非ご覧ください。
- 転職先を探してもすぐに見つかる
- 今の職場で正社員を目指せる
- 収入源を増やすことも可能
今取り上げた3つの詳細についてはこれから一つずつご紹介します
転職先を探してもすぐに見つかる
これは管理人の実体験になりますが、今非正規で働いてたとしてもスキルアップをすれば普通に正社員になることができてしまいます。
現に管理人は非正規歴が3年以上ありましたが、普通に正社員になれているという事実がありますのでスキルアップを頑張れば非正規雇用での職歴が長くても非正規からの脱却は可能と言い切れます。
鍵は職域を広げる事
ちなみに契約社員が新しい仕事場を確保する際に重要になるのが対応できる仕事の職域（対応可能な守備範囲）を広げることです。
そしてこの職域を広げる際に欠かせないのが職場で誰もやらない仕事を自分から手を上げて引き受けたり、会社の研修体制に頼らずに必要なスキルを自学自習で学ぶことです。
こちらに関しては少し管理人の話をさせていただきます。
主体性があれば職域は広げられる
実は管理人が当時勤めていた会社は社長も含めて全てのメンバーが事業間のシナジーを考えるといった経営戦略に関する知見がありませんでした。
要するに経営センスがないメンバーで運営されている会社だったんですよね。僕も経営経験はなかったのですが、素人ながら「何とかしないとやばいなぁ・・・」とうすうす感じていました。
そこで事態を改善するために経営戦略関係の本を読み漁って勝手に戦略方針を打ち立てて社長に提案することを何度もやっていました。
その結果、社長とはかなり険悪になりましたが、言っていることがまともだったようで提言したことの6割～7割くらいは採用されていました。
もちろん採用後の実行は責任をもって担当することになったので契約社員でありながらも社内コンサルタントみたいな立ち位置で働いていました。
他にも社長が作りたいと言い出したので社内の全メンバーを敵にすることを覚悟して社内に人事評価制度をゼロから作って導入するプロジェクトを一人で引き受けたりもしました。
業務領域が広がれば企業にモテる
こういった業務経験を職務経歴書に書いたところ、非正規のWEB担当者であったはずが担当していた業務領域の広さが恐ろしいことになりました。
実際に転職エージェントの女性の方には「こんな20代のキャリアは見たことがないです」と絶句されました。
その結果として会社との契約がこじれて辞めざるを得なくなった状況で転職活動に取り組んだところ、正社員のオファーを複数の会社から受けることができました。
しかも年収も激増というおまけ付で。実際に当時の年収は300万円を余裕で切っていましたが、その倍くらいのオファーももらったこともあります。
何も自慢してるわけじゃなくてコツコツとスキルアップをして「出来る事」を増やしていけばあなたを欲しい、と言ってくれる会社は何社も現れるという事実をご理解頂きたいのです。
今の職場で正社員を目指せる
会社で新しい仕事を引き受けたり、スキルアップを始めて自分自身の市場価値を高めることが出来れば自ずと今の職場での待遇改善にも繋がります。
なぜなら会社は非正規の社員に関しては与えられた業務をこなすことを期待して待遇を決めているからです。
そのため、それ以上の仕事をしてくれる人材というのは明らかなオーバースペックな人材になります。こうなると普通の非正規のメンバーとして扱うことができなくなってしまうのです。
その結果として単価のアップや契約形態の見直しを会社は切り出してくるでしょうし、切り出さなければ自分から話を切り出しても聞いてはくれるはず。
実際に管理人は何度も正社員になることを切り出されました。
ただ管理人の場合はその会社のことを「実績を作るための繋ぎの場」として捉えておりましたので断固として断りましたが・・・。
現に正社員になって短期離職をすると職歴に傷になりますが、契約社員であれば短期離職はそんなに問題にならないという実情がありますので。
収入源を増やすことも可能
これは管理人が見てきた事例になりますが、頑張って特殊なスキルを身につければそのスキルを欲しがる人や企業から仕事を手伝ってくれと言われるチャンスが手に入ります。
このオファーを受けて非正規として働き続けながらも隙間時間で他の環境の仕事の手伝いをすれば毎月の収入が増えます。
仮にお手伝いで月収が5万円増えた未来を想像してみてください。
おそらく月収が5万円アップでは人生は大きくは変わりませんが、毎月の生活は楽になると思います。それに生活水準を変えなければ貯金が出来ます。
これは嬉しいですよね。つまりスキルアップをすれば今の職場を辞めなくても収入アップの実現に繋がるのです。
今身に付けるべきスキルの3つの特徴
これまでの内容でスキルアップの努力を始めるメリットについては良くわかったと思います。
しかしどういった技を身に付けるのがお得なのかについては特にご紹介してきませんでしたよね。
そこで今契約社員をしているあなたがスキルアップを目指す際に念頭に置いておきたいポイントとおすすめのスキルについてご紹介していきます。
最強のスキルの三原則
まずは身に付けるスキルを選ぶ際に絶対に念頭においておきたいお得なスキルや資格の三つの条件を一覧にしましたのでご覧ください。
- 取得すれば再就職に役立つ
- 一定レベルの収入が見込める
- 継続的に勉強したいと思えるもの
ここで一覧にした内容については簡単に補足していきます。
再就職に役立つか
まず一つ目の再就職に役立つというのは簡単に言えばとってしまえば企業から欲しいと思われる人材になれるスキルや資格です。
実は資格やスキルには難易度が高いものと難易度が低いものがあります。当然、難易度が高いものの方が身に付けた時に再就職に役立ちます。
せっかく勉強をしても再就職に役立たないスキルならば契約社員特有の失職リスクの対策にはなりません。
これは非常にもったいないので学ぶスキルを考える際には「仕事が得られるスキルなのか？」という点を念頭に置くことをおすすめします。
一定の収入が見込める
そして二つ目の一定の収入が見込めのか、という点。
こちらに関しては日本人の平均年収である400万円ぐらいは簡単に稼げる技かどうかが一つの判断軸になります。
実は資格やスキルにも金になるものとかにならないのがあります。それに驚くかもしれませんが、難関資格でも金にならないものは少なくないです。
こういったスキルや資格の取得を目指しても取得後の金銭的なメリットは基本的には見込めません。
スキルアップと収入アップはセットで考えるに越したことがないので「この資格やスキルは金になるのか？」という点は常に押さえておきたいですね。
継続的に勉強する気が起きるか
また三つめの継続的に勉強できるのかという点に関してはあなたとの相性です。
これは言うまでもないかもしれませんが、何か新しい資格やスキルを得るためには相応の勉強時間が必要です。
その際に勉強が苦痛になるような分野を選ぶと途中で挫折する可能性があります。
この途中挫折は一番もったいないので事前に学ぼうとしてるジャンルがあなたが興味があるものであるかは確かめたいところです。
一例となるスキルと資格
これまでの内容でお得やスキルや資格の条件は分かったと思いますが、具体的には何を学ぶのが良いのかは良くわからないと思います。
そこで完全に管理人の独断になりますが、身につければ確実に人生が好転することにつながるおすすめのスキルについてもこれからご紹介していきます。
WEBマーケティング関連のスキル
一つ目のWebマーケティングスキルというのはWEBを使って売上を作れる能力です。
具体的なスキルとしてはWeb上で目にするWEB広告を運用するスキルであったり、TwitterやWebサイトを通してお客さんを集める能力があげられます。
実は今の時代ですとどの企業もWeb経由で売上を上げることに関心があるのでWebで売上を作れるだけの技術とノウハウを持っていれば仕事には困りません。
プログラミングスキル
二つ目に取り上げるプログラミングスキルというのはIT関係のシステムやサービスを作ることができるプログラミングを操れる能力を指します。
このスキルがあれば新しい技術やサービスも0から自分で作れてしまうので極端な話一人でビジネスを作ることが出来てしまうのです。
当たり前かもしれませんが、新しい技術やサービスをゼロから作れる人材はどの会社も求めています。
そのため、プログラミングができてしまえば就職先は無数にありますので失職リスクとは無縁になります。
中国語や英語
グローバル化が進んでいる今の時代ですと日本だけで完結するビジネスは減っております。そのため、中国語や英語がしゃべれることは大きな武器になります。
しかも英語や中国語は世界各国で使われている主要な言語です。つまり、これらの言語を話せれば日本以外の環境で働くという選択までできてしまいます。
日本で働いても企業から評価される上にほぼ確実に今後衰退していく日本という国に見切りをつけて他の国で働く事も出来る、というのは非常に大きなメリットがあると思いませんか？
この点を考えると語学にコンプレックスがないのでしたら外国語の勉強を始めてみることをおすすめします。
まとめ：自学自習は大切
これにて今回のページで取り上げる内容は全て取り上げましたが、色々な内容を取り上げたので整理が必要だと思います。
そこで今回の内容の中で最悪でもこれだけは押さえておいてほしいというポイントを一覧にしてみましたのでご覧ください。
- 成長しない契約社員には未来がない
- スキルアップをすれば未来が広がる
- 志と努力次第で職域は広げられる
- お金になるスキルを得れば職に困らない
特に2番目に取り上げた「スキルアップをすれば未来が広がる」という点は非常に重要です。
事実、普通に契約社員をしていれば失職リスクとは無縁にはなれませんが、スキルアップをすれば次の仕事も簡単に見つかります。
そうすれば失職リスクを気にしなくてもよいですし、スキル次第ではいくらでもキャリアアップも出来ます。
このようにスキルアップを始めれば人生の選択肢が明らかに広がりますので今すぐにでも始めることをおすすめします。
最後にこのページに足を運んだあなたにおすすめの記事をご紹介しますのでぜひ目を通してみてくださいね。