25歳はフリーター脱却の最後のチャンス
おそらく今のあなたは、 25歳のうちにフリーターから抜け出したいと思っていると思います。
実は25歳のうちにフリーターを抜け出して正社員を目指すのは非常に賢明な選択といえます。
現に25歳まででしたら未経験でも若さを武器に色々な企業の正社員募集の選考を受けることが出来ます。しかも【フリーター歓迎】と募集要項に明示している企業ならば書類落ちの確率もそこまで高くありません。
しかしいくら25歳は正社員を目指して就職活動に取り組む絶好の機会だと言っても、何をすればよいか分からないと行動もしにくいかと思います。
そこでこのページでは25歳のフリーターのあなたが正社員になる方法や25歳の間に動く事で得られるメリット。それにこれから就職活動を始める場合はどう動くのが一番結果に繋がるのか、といった点についてご紹介していきます。
25歳のフリーターが正社員になれる5つの方法
まずはじめに25歳の非正規雇用者であるあなたがフリーターから脱却する際に役立つルートをまとめてみましたのでご覧ください。
- バイト先の社員登用試験を受ける
- 新卒or第2新卒の求人を利用する
- 就職エージェントに就職先を紹介してもらう
- 就労支援付きのスクールに通う
- 親や知人のつてから縁故採用される
今取り上げた5つのポイントの詳細には上から順番に取り上げていきます。
バイト先の社員登用試験を受ける
今フリーターをしているあなたはきっとどこかの会社でアルバイトをしていますよね。
そのバイト先で正社員への登用制度があればその制度を使ってバイトから正社員への昇格を狙いたいですよね。
例えば管理人がWebマーケティングの下積みをしていた会社は未経験者はバイトからスタートさせ、比類なき成果を出した人を正社員に登用していました。
管理人のケースはさておきおそらく、今のあなたが働いているバイト先もバイトで頑張った人間を社員に登用する制度はあるかと思います。
この制度を利用して会社側に社員登用を認めてもらえれば面倒な就職活動をすることなくフリーターを卒業して正社員になれてしまいます。
新卒or第2新卒の求人を利用する
次にご紹介する25歳になったら正社員になる方法は第2新卒または新卒の採用枠を利用して企業に潜り込む方法です。
そもそも第二新卒や新卒というのは、社会経験がない人間を今後の伸びしろを期待して採用するポテンシャル採用枠です。
25歳という年齢でしたら多くの企業は第二新卒として採用してくれますし、企業によっては新卒枠として採用してくれる事もあります。
この未経験者枠はフリーターから正社員になりたいあなたにとっては非常に大きなチャンスなので是非とも積極的に活用したいですね
就職エージェントに就職先を紹介してもらう
実は29歳まででしたら社会経験がゼロのフリーターを企業に紹介してくれるエージェントサービスが使います。
例えばDYM就職エージェントの場合は以下の条件に該当する20代に対して正社員として働ける企業を紹介してくれます。
- 正社員として勤務歴がない人
- 正社員経験が3年未満
- 既卒者・大学並びに高校の中退者
おそらく今のあなたはがっちりと条件にマッチしてるはずです。エージェントを利用するのはお金がかかりませんので使わない手はありません。
就労支援付きのスクールに通う
4つ目に取り上げるのは就労支援があるスクールに通って卒業と同時に仕事を紹介してもらうパターンです。
実はですねえ日本には無料でスキルを学ぶことができるスクールがあります。しかも無料でスキルを教えてくれるだけでなく、スキルを習得すれば仕事まであっせんしてもらえます。
例えばドリームシアターというプログラミングスクールなら32歳まであれば1円もお金を払わずにプログラミングスキルを学ぶことができます。
しかもスキルを学んだ後はスクールが紹介する企業に正社員として就業ができてしまいます。
このように就労支援の制度があるスクールに通い、スキルを身につけて正社員を目指すという手も25歳でしたら全然取る価値があります。
親や知人のつてから縁故採用される
縁故採用という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
これは一般的にはリファラルと言われるものであり知人からの紹介などを通して企業に採用してもらう方法です。
よくあるケースでは大学の先輩の紹介で企業に就職したり親の経営してる会社の取引先に入社するなんてものがありますね。
完全なコネですが、コネであろうと正社員になれてしまえればフリーターを卒業することができます。コネがあるのなら是非とも利用しましょう。
今すぐにバイト生活を辞めるべき5つの理由
次に25歳のあなたが今年のうちにフリーターを辞めた方が良い5つの理由をこれから一つずつご紹介していきます。
バイト人生を続けると生涯賃金で損
最初に取り上げる理由はフリーターを続ければ続けるほど生涯賃金で見ると明らかに損をするということです。
これはフリーターと正社員の平均年収の差を見れば自明です。実際、厚生労働省が出した平成 30 年賃金構造基本統計調査の概況によるとフリーターの平均的な月収は20万円程度です。
その一方で正社員は32万円となっております。その差はなんと1.6倍ですよね。
しかも正社員には退職金だったり、役職につけば役職給といった補助がもらえます。こういった諸手当を考えると生涯年収で見れば差は1.6倍ではなくて2倍~3倍にまで広がることは想像に難くありません。
このようにフリーターとしてバイト生活を送っている場合は生涯年収で非常に大きな損をしてしまうのです。
知人がどんどん自分から離れていく
二つ目に取り上げるフリーターを25歳のあなたがやめた方が良い理由はフリーターを続ければ続けるほどあなたの周りから人が離れていくことです。
おそらくあなたの大学時代や高校時代の同期の大半はアルバイトではなくて正社員や公務員になっているのではないでしょうか?
こうなると友人と会うたびに自分自身がフリーターである事に対して引け目を感じて自ずと居心地が悪くなります。
それに正社員や公務員として働いている友人もあなたに気を使うようになるのでお互い疎遠になります。
実は管理人も大学時代の友人と疎遠になったんですよね。というのも管理人は出身大学が早稲田だったので周りは皆大手企業で働いていたんですよ。
周りが大手企業で多額の給料をもらっている中で自分は25歳のフリーター・・・・。
当然、引け目を感じましたし同じ空間にいると微妙な空気の差がありました。その結果としてサークルの同期会にも呼ばれなくなりますし、経済状況も合わなくなるので自ずと関係は消えていきましたね。
26歳以降は就職の難易度が上がる
これは冒頭でも取り上げましたが25歳を過ぎると明らかに正社員になるハードルが上がります。
というのも26歳になってしまうと世間一般で言えば20代後半という年齢になってしまいます。
こうなると20代後半の社会人に求められるスキルや経験がないと正社員として採用されることはほぼなくなります。
つまり、25歳の間にフリーターから正社員になれないと一生フリーターという人生が現実味を帯びます。
実際に管理人もあるブラック企業で人材採用の業務に取り組んでいた時は、25歳までであれば未経験者でも育成枠で採用をしていました。
その一方で25歳を過ぎた職歴ゼロの人間は基本的には書類で落とすことを心がけていましたし社長からも【未経験は25歳まで】と指示を受けていました。
しかもこの話は管理人が働いていた会社が特殊ではありません。実は少なくない企業が育成を前提とした完全な未経験者採用の上限を25歳に定めております。
フリーターはモテない
これは25歳という年齢に限った話じゃありませんが、フリーターは男性であろうと女性だろうとなかなか結婚相手の候補にされません。
というのも25歳というのは大学を卒業して3年が経過した年齢になるので一般的に言えばいい大人の年齢です。
それにもかかわらず正社員になっていないと【ふらふらしている人】とみなされて異性からは高い評価を受けません。
不況になると真っ先に解雇にされる
バイト生活を続ける最大の問題といえるのが仕事がいつなくなるか分からないことです。
というのもフリーターはいわゆるパートタイマーなので正社員のように労働法で手厚く保護されておりません。
その結果として会社の業績が悪くなると真っ先に人員整理の対象になってしまいます。
これは本当にひどい話かもしれませんが、「もう君は明日から来なくていいよ」みたいなことを平気で言われることがあります。
実は25歳は若者なのでやり直しがきく
ここまでフリーターを続けることのデメリットについて取り上げましたが、25歳のあなたでしたらいくらでもやり直しを効きます。
それではどうして25歳はフリーターから正社員を目指すのに絶好の機会かというと25歳は新入社員になることも可能だからです。
というのも大学を1年浪人して入学し、その後大学院まで行けばちょうど卒業が25歳になります。
つまり25歳の新入社員というのは日本全国を見れば少なくない数がいるのです。このことから25歳でしたら新卒として採用してくれる会社も実は少なくないのです。
その一方で26歳になってしまえば大学をストレートに卒業した人が22歳である以上、一般的な大卒の四年遅れです。
こうなるとなかなか正社員として雇いたいと思う企業は出てこなくなります。
25歳と26歳では年齢差はわずか1年ですが、その1年であなたが正社員になるハードルが段違いに高くなってしまうんです。
職歴が乏しいフリーターが就職活動をする際のコツ
次に職歴に自信がない25歳の普通のフリーターが正社員を目指して就職活動に取り組む際のポイントをまとめてみました。
- エージェントの力を借りる
- バイト生活をしていた事に対する上手い理由を準備する
- 恥を忍んで周りに助けを求める
ここで一覧にした3つのポイントの詳細については1つずつご紹介します。
エージェントの力を借りる
まず初めに絶対にやっておきたいのが29歳未満の社会人を対象にした就職エージェントに足を運ぶことです。
実はですね日本には非常に便利な就職エージェントいうものがあります。この就職エージェントを利用すればあなたと相性が良さそうな企業が自動で紹介されます。
利用の際の料金は1円もかかりませんし、書類選考から面接のセッティングまで全てエージェントが代行してくれます。
しかも就職エージェントが紹介する企業はブラック企業がほとんどないという特徴もあります。
この点を考えると普通の会社で正社員として普通に働きたい思いをお持ちのあなたには非常に相性が良いパートナーといえます。
バイト生活をしていた事に対する上手い理由を準備する
就職エージェントの登録と同時にやっておきたいのが「どうしてフリーター生活をしていたのか?」という質問に対する回答の準備です。
というのもあなたを採用する企業はあなたの今後の伸びしろや現在のやる気を評価する以上、「どうして正社員になって真剣に働こうとしなかったのか?」という点には興味津々になります。
グッドな理由とバッドな理由については簡単にまとめてみましたので参考にしてみてください。
良い回答
今思うと浅はかでしたが、中途半端な気持ちで正社員として働く事は出来ないと思ったので後悔はしておりません。周りの学友が1つの会社で腰を添えて働いている中、私はフリーターという立場で色々な仕事をする中で○○な仕事に興味を持ちました。
そこで○○な仕事に関われる仕事を職場を探したところ、御社の事を知り、御社の事を調べる中で御社の一員として腰を添えて働きたいと思いました。
だめな回答
ただ、「さすがに25歳になったのでそろそろきちんと働かないとやばいな・・・」と思うようになり就職活動に取り組むようになりました。
そんな中で御社の事を知り、御社の働きやすさや人材を教育する姿勢に感動したのでぜひともここで働きたい、と思いました。
前者の良い回答と後者のダメな回答の決定的な違いはなんでしょうか?
実は前者の良い回答は正直にこれまでの経緯を説明した上で今後のやる気まで見せられているので比較的共感がしやすい内容になっています。
その一方で後者のだめな回答のケースでは、仕事への熱意が伝わらないです。それに会社に貢献しようとする意志も全く伝わりません。
恥を忍んで周りに助けを求める
フリーターが正社員になるために欠かせないのが恥を忍んでいろんな人に力を借りることです。
というのもフリーターから正社員になるための転職活動は正社員の人の転職活動よりもはるかに難易度が上がるからです。
しかも初めての就職活動となればエントリーシートの書き方から面接マナーまで全く分からないと思います。
そのため一人で頑張るのではなくて大学時代の友人や知人に模擬面接をやってもらったり履歴書の添削も頼みたいですね。
就職活動は一人でやると精神的にもしんどいので周りの協力を仰ぎながら上手く戦う事をおすすめします。
就職しやすい企業の特徴
次に25歳のフリーターのあなたが正社員として採用されやすい業界の特徴や具体的な企業の特徴を取り上げていきます。
人手不足の業界は狙い目
まずは大前提になるのは業界全体として圧倒的に人材が不足している業界は未経験枠で正社員になりやすいです。
なぜなら、人材が不足している業界内の企業は自社で長く働いてくれる人材を募集しているので若さがあるだけで魅力的なのです。
具体的な業界としてはIT業界のSE職だったり、物流業界、それに建築業界や医療業界や介護業界ですね。
こういった人手不足が甚だしい業界の場合、25歳という一般的には若い年齢があれば歓迎されるので積極的に受けていきたいですね。
第2新卒を募集している会社はチャンス
25歳のフリーターのあなたが採用されやすい企業の特徴の1つに第2新卒を積極的に募集している事があります。
この第2新卒というのは大学卒業から3年以内の社会人の事を指しており、25歳はまさに第2新卒の年齢になります。
しかも25歳前後の人材を積極的に募集している企業は経験者よりも若さがある人材を求めております。
そのため、25歳という若さがあれば職歴の問題もカバーしやすいのでフリーターをしていて職歴に自信がないあなたにはうってつけ。
そこで管理人としては第2新卒を積極的に募集している企業をリスト化し、その企業の履歴書を送って面接を受けることをおすすめします。
エージェントが紹介する企業が一番
これはこのページの前半分でも話をしましたが、25歳のフリーターが正社員を目指すのでしたらエージェントに紹介してもらった企業を受けるのが一番です。
というのは人材エージェントの中には20代で非正規雇用歴が長い人材を優先的に採用している企業を紹介してくれる会社があるからです。
こういったエージェントが紹介してくれる企業を受ければおのずと正社員になれる確率が上がります。
ちなみに管理人がお勧めしたい就職エージェントはDMMエージェントです。
この就職エージェントは正社員経験がゼロor3年未満の29歳以下の社会人に対して正社員の求人をたくさん紹介してくれます。
これは25歳のうちにフリーターを抜け出したいあなたにとっては非常に都合が良い就職エージェントのはずです。
このページのまとめ
このページの内容もそろそろ終わりになります最後にこれまで紹介した内容の中で特に重要なポイントを一覧にしてみました。
- 25歳のフリーターはまだやり直しはきく
- 25歳と26歳の壁は非常に大きいので動くなら今年
- 狙うべき就職先は人手不足の業界
- バイト生活は生涯年収の面でも世間体でも損
- フリーターをやめたいのならエージェントの利用が一番
ここで一覧にしたポイントの中で特に重要な点は「フリーター生活を抜け出したいのならエージェントを利用するべきだ」、という事です。
というのは25歳のフリーターのあなたのライバルは強力だからです。実際、25歳で普通の採用路線で職探しをすると正社員歴が1年~3年ある実務経験者と採用枠を奪い合う事になります。
こうなると職務経歴が事実上ゼロのあなたは苦しい戦いを強いられます。
その一方で就職エージェントを使えばあなたの職歴のなさを気にしないでくれる企業を大量に紹介してもらえます。その結果として正社員になれる確率が上がります。
この点を考えると25歳という正社員を目指す際の最大のチャンスでかっちりと結果を出したいのでしたら就職エージェントを利用したいですね。
コラム:公務員試験の魅力と落とし穴
最後に25歳のフリーターが現状を脱却するために利用を考える公務員試験について補足します。
実はですね日本の公務員試験は20代であれば職歴0のフリーターでも受けられるので25歳のあなたには非常に都合が良いです。
しかし公務員になるためには試験と同様に面接も突破する必要がありますので勉強だけしていてもコミュニケーション能力がなければ合格は難しいです。
それに就職活動と同時並行で公務員試験の勉強も進めるとなるとどちらもうまく行かない恐れがあります。
まさに二兎追うものは一兎も取れずみたいな形です。
そこでフリーター脱却を目指して公務員試験を目指すのでしたら公務員試験に全てをかける。
その一方で勉強が苦手だったり、絶対に公務員試験に受かる自信がないのならば敢えて公務員を目指すという選択は捨てて普通に就職活動をしたいところです。
最後に今のあなたにおすすめの記事をご紹介しますのでぜひご覧ください。