今すぐにでも派遣社員やめよう
今のあなたは何かしらの事情を抱えて派遣社員働いて言うのではないでしょうか?
例えば<、
- 正社員として雇ってくれる会社がない、
- 子育てや親の介護でフルタイム勤務は無理
- 夢があって仕事は最小限にとどめたい
こういった理由に当てはまるにせよ当てはまらないにせよ派遣社員として働き続けることの未来が悲惨であることには変わりはありません。
それではどうして未来が悲惨かと言いますと派遣社員というのはあくまで非正規雇用者なので正規雇用者と違って法的な保護が緩いからです。
ただしこの法的な保護が少ないという話を聞いても内容が分からないと派遣社員として働き続けることの悲惨さってよくわかんないですよね。
そこでこのページでは悲惨な未来しかない非正規雇用で四年ほど働き続けた経験がある管理人が派遣社員として働き続けることの悲惨さと非正規という不安定な人生から脱却する方法についてまとめてみました。
派遣として働き続けるのは損な理由
まずはじめに派遣社員として働き続けることの未来が悲惨であることをご理解いただくために派遣社員としてキャリアを築くことに対する5つのデメリットを一覧にしてみました。
- ボーナスをもらえない
- 腰を添えて働けない
- スキルが身につかない
- キャリアが評価されない
- 年齢と共に失職リスクが上がる
ここで一覧にした派遣社員として働き続けることで生じる5つのデメリットの詳細についてはこれから取り上げていくのでぜひご覧ください。
ボーナスをもらえない
まず最初に取り上げる派遣社員ならではのデメリットはボーナスが企業から支給されないということです。
実は派遣社員というのは人材を紹介する派遣会社から派遣先に派遣された人材のことを指すので所属は派遣会社になるのです。
所属先が社内にない以上、派遣先の会社の業績が良くてボーナスが支給されるような時にも支給の対象外になってしまいます。
腰を添えて働けない
2つに取り上げるデメリットは腰を据えて働けないということです。
実は派遣社員というのは労働者派遣法によって同一の労働環境で3年以上働くことが禁止されております。
そのため基本的には今働いている職場を3年以内に去らなければいけないという前提で仕事に取り組むことになります。
これは1つの職場で働けるという安心感がないので働く側としては大きなデメリットと言えるでしょう
スキルが身につかない
これは当たり前かもしれませんが人を育てたり、人に新しい技術を教えるのには時間もお金もかかります。
そのため短期で辞めることを前提に雇入れている人材に対して企業側と教育投資を控えようとします。
その結果として頑張って会社で働いていたとしても特別なスキルが身につきませんので次の職場に移れるだけの専門的な技や実績を得られないので悲惨な末路が来ることを知っていても派遣社員を卒業できないのです。
キャリアが評価されない
また派遣社員として長く働き続けると「正社員になれなかった駄目な人材」と労働市場ではみなされてしまいます。
その結果として正社員を目指そうとしてもなかなか採用されることはありませんし、長く派遣社員を続ければキャリアの汚点が深くなります。
きちんと働いてもキャリアが全くもって評価されないというのは非常にもったいないことですし働いている側としては非常に傷つきます。
年齢と共に失職リスクが上がる
長く派遣社員を続けることが悲惨な末路になる決定的な理由は年齢が上がるにつれて派遣先が減っていくことです。
これは意外と知られていないことですが、派遣会社が企業に紹介する人材の単価は年齢に応じて変わります。
事実、30代は20代よりも単価が高いですし、40代は30代よりも単価が高くなる傾向があります。
その結果として専門スキルが求められない職場で派遣社員をやる場合は年齢が上がるにつれて企業側から「この人は単価が高い」と思われて嫌煙されますので仕事は徐々に減っていきます。
キャリアを重ねれば重ねるほど仕事が減っていくという事実は非常に悲惨な未来と思えませんか?
代表的な派遣さんの末路
これまでの内容で派遣社員を続けることが非常に大きなデメリットがあり最終的には悲惨な末路に繋がることが分かったと思います。
しかし普通に派遣社員をやっている間は悲惨な末路がどんなものかを考える機会になかなか巡りあえず意図せずして派遣社員を続ける人も少なくありません。
これは非常にもったいないことですのでここでは改めて派遣社員として働くことなの悲惨さをご理解いただくために長く派遣社員として働き続ける人に訪れることになる悲惨な未来を時系列順にまとめてみました。
- 似た仕事を派遣で続ける
- 非正規から抜け出す機会を失う
- 一度の病気で家計が破綻する
- 働いても貯金が出来ない
- 突然失職して再就職が出来ない
ここで一覧にした悲惨な未来の詳細については1から5の順でそれぞれご説明しますのでぜひご覧ください。
似た仕事を派遣で続ける
これは非正規雇用で働き続けた管理人の経験からの話になりますが、派遣社員という非正規労働者にはスキルアップに繋がるような仕事が振られません。
その結果として派遣人生を脱却しようと思ってもできず結局これまでの職場でやっていた作業経験をいかせる職場で派遣社員として働き続けざるを得ないのです。
これはなかなか悲惨ですよね。ですがスキルと実績をつける機会を得られないので悲惨な未来が現実のものになってしまうのです。
非正規から抜け出す機会を失う
このページの前半部でもご紹介しましたように派遣社員として会社で勤務していた経験は転職市場において全くもって評価されません。
そのため、正社員になることを夢見て転職活動をしても面接で落とされますし、結局派遣社員か頑張っても契約社員という不安定な働き方を続けざるを得ません。
こうなると正社員になりたいのになれない悲惨な中年になってしまいますし、非正規雇用者は収入が低いので貯金もままならい上に婚活市場でもマイナス評価を受けます。
その結果としてお金が貯まらず配偶者にも恵まれないという悲惨な未来が現実のものになります。
一度の病気で家計が破綻する
考えてみれば当たり前かもしれませんが、企業からすれば派遣社員のような非正規雇用者は期間限定で雇い入れている駒でしかありません。
そのため病気や怪我などによって働くことができない状態になってしまえば契約が満了になった時点で事実上お払い箱になってしまいます。
これは病気や怪我に直面していない間はそんなに問題はありませんが、一度でも働けない状態になってしまうと一大事。
というのも期間限定の雇用を前提とした非正規雇用は正社員と違って休職が認められないケースが多いです。そのため、一度でも健康を崩すとすぐに失職という悲惨な現実に直面することになります。
働いても貯金が出来ない
派遣社員として働き続けると基本的に貯金を貯めることができません。
なぜなら正社員と違ってボーナスがない上に基本的には契約期間中の昇給も期待できないからです。
しかも専門スキルがあるエンジニアやプログラマーならいざ知らず普通の派遣社員の時給というのはだいたい1,200円~1,500円程度。
その結果として得られる毎月の所得というのはMAXで時給1,500円×稼働時間になるので仮に月の稼働時間160時間だとしても24万円しか入りません。
一人で暮らしていくのならなんとかなるかもしれませんが家族を養うには少し足りない金額ですし貯金をするのも難しいです。
30代、40代という中年の年齢になっても貯金0、なんて状況も起こりえます。こんな状況はなかなか悲惨としか言いようがないですよね。
突然失職して再就職が出来ない
派遣社員は非正規社員である以上、会社の業績不振などで人員カットを行う際には真っ先にターゲットになります。
その結果として毎日必死で働いていても関わらずいきなり肩たたきにあって職がなくなるという悲惨な末路は十分にいつでも起こりうるのです。
十分な貯金と次の就職先を確保できる実力やコネがあるのは問題ありません。しかし、長く派遣社員をやっていて市場性のあるスキルや十分な貯金があるのは時間単価が3,000円を超えるような一部のエリート派遣くらいです。
エリート派遣ではない普通の派遣社員の場合はコロナ不況のような経済危機が起こると次の仕事が見つからない事態に遭遇する可能性は十分にあります。
非正規から抜け出すのは早いほうが良い
これまでの内容で企業にとっては人数合わせのために雇っている派遣社員として働く未来がとてつもなく悲惨であることがわかったと思います。
そこでこの悲惨な末路を考えると1日でも早く正社員または少なくても直接雇用で働ける会社を探すことが望ましいのは言うまでもありません。
ただし新しい職場を探すのは非常に大きなエネルギーがいりますし大変です。
その結果として派遣社員を続ける悲惨さを知りながらも「めんどくさい」という理由で派遣社員を辞めるための行動を取らない人も少なくありません。
そこでここではあなたのお尻を叩くためにも今すぐ派遣社員を辞めることで見込まれる三つの大きなメリットをご紹介します。
目先の所得が上がる
まず一つ目に取り上げる今すぐに正社員を目指す方がいい理由は目先の所得が上がるということです。
これは改めての話になりますが正社員になれば派遣社員と実質同じような仕事をしていたとしても通勤手当や家賃補助それにボーナスも支給されます。
その結果として仕事内容は変わらないにもかかわらず年収が2割上がるなんてことも十分に起こり得るのです。
しかも直接雇用になれば突然クビになることもほとんどなくなるので目先の収入アップに加えて失職リスクまで下がります。
日本では若手の間はやり直せる
「派遣社員を辞めたくてもやめられないのでは?」と思っている人は少なくないのですが、今の日本では20代や30代の前半であった場合はいくらでもやり直しが出来ます。
現に管理人自身、4年ほど非正規雇用で働いておりましたが20代であったことが幸いしてか今では普通に正社員として働くことができております。
それぐらい若いうちはやり直しがききますし、不況の現在でも人手不足の業界の中には30代の未経験者を正社員として雇う企業も一部あります。
加えて仮にあなたが40代であれ50代であれ人生において最も若いのは今このブログを読んでいる瞬間であるのは変わりません。
この点を考えると悲惨な末路しかない非正規社員として働く事に不安があるのでしたら一番若い今のタイミングで動かないのはありえない選択になります。
派遣人生を抜け出す方法
ここまでの内容で悲惨な末路を迎える可能性が高い以上、今すぐにでも派遣社員を辞めたほうがいい理由についてはよくわかったと思います。
しかし実際に派遣社員を卒業するためには何をやればいいのかわからないなんてこともあると思います。
そこでここでは悲惨な末路を迎える可能性が高い先のない派遣社員人生を脱却するための主な4つの方法をまとめてみました。
- 今の職場での直接雇用を目指す
- 紹介予定派遣を受ける
- 正社員として働ける環境を探す
- 個人事業主として働きだす
今ここで取り上げた悲惨な非正規社員人生から逃れるための4つの方法の中身については上から順番に取り上げていきます。
今の職場での直接雇用を目指す
まず最初に取り上げる最も確実性の高い悲惨な派遣人生から逃れる方法は派遣先の会社で直接雇用者として引っ張り上げられるように頑張ることです。
実は企業側としても派遣社員として入ってくれたメンバーの中で非常に優秀な人員に直接雇用のオファーを提案してくるケースがあります。
この直接雇用のオファーをもらえるのは決して簡単ではありませんが、転職活動というエネルギーを使うことをせずとも悲惨な派遣人生を逃れられるので非常におすすめです。
正社員として働ける環境を探す
二つ目に取り上げる悲惨な派遣社員ならではの未来から逃れる方法は正社員を目指して企業の選考を受けることです。
この正社員としての仕事を探すことは非正規社員として働いている期間が長ければ長いほどハードルが高くなるのは事実ですが、コロナ不況とは言え正社員を増やそうとしている企業は実は一定数あります。
こういった企業では担当する業務の経験が未経験であっても素直さがあったり、やる気があれば雇ってくれるケースもあります。
このチャンスを利用してリクナビやマイナビに登録して正社員待遇で働ける会社に職務経歴書やエントリーシートを送ることをお勧めします。
紹介予定派遣を受ける
最後に取り上げる悲惨な非正規社員人生から逃れる方法は紹介予定派遣という形で勤務することです。
この紹介予定派遣と何かと言いますと半年間は派遣社員という雇用形態で働くものの半年間の終了時点で正社員に格上げしてもらえる契約形態です。
言ってしまえば半年間は企業側にとってもあなたにとっても派遣社員という契約形態でお試し感覚で働き、両者の相性が良ければ正式なメンバーになる、という形式になります。
この紹介予定派遣は半年後の時点で契約満了でクビになるリスクはありますが、自分に合った職場で長く働けるチャンスが手に入るので利用する価値はあります。
個人事業主として働く
4つ目に取り上げる悲惨な非正規社員人生から逃れる方法はもう会社員を辞めるという選択です。
会社員を辞めるという選択肢を聞くとそんなの無理だと思うかもしれませんが今の時代は別に会社で働くことが必須の時代ではありません。
例えば自分でブログを立ち上げてそのブログを収益化させることができれば企業に所属して会社員としての給料をもらわなくても生きてくことはできます。
もちろんブログではなくてもYouTubeでも良いですし物販でも十分に食べていくチャンスは得られます。
独立して生きていくのは難易度は高いですが、今の時代は会社員として働く事がマストの時代ではないということを頭の片隅にでも置いておくと人生の選択肢が増えるかと思います。
ちなみにスキルを磨けが比較的簡単に独立が出来てしまう仕事の一例についてはこちらのページでまとめておりますのでご興味があればぜひご覧ください。
悲惨な末路を抜けるコツはスキルアップ
このページでは非正規社員の典型である派遣社員として働き続けることの悲惨な未来と悲惨な末路しかない派遣社員を卒業する方法について取り上げていました。
ここまでの内容でこのページの本題については既に取り上げきりましたが、最後に非正規社員としての勤務経験が4年ほどある管理人が現在派遣社員として働いているあなたにお伝えしたいことがあります。
このお伝えしたいことは何かというと、派遣社員として働いているあなたは今すぐにでもスキルアップを始めた方が良いということです。
非正規雇用者は時間がある
実は派遣社員は正社員と違って残業がそこまで多くないので比較的時間があります。
この時間を有効活用すればゼロからプログラミングの勉強をして手に職をつけることや司法書士のような難関資格を取得することも決して不可能ではないはずです。
もしあなたが頑張って市場性があるスキルや難関資格を取得すれば当然のことながら悲惨な未来がある派遣社員を逃れる事ができます。それに何らかの理由で敢えて派遣社員として働き続く道を選んだとしても時給単位で3,000円から3,500円程度がもらえるエリート派遣社員になれます。
ここまでのレベルになれば、独立するという選択も十分に可能になるので現在派遣社員を続けているのでしたらスキルアップに取り組むことをおすすめしたいです。
管理人も非正規の特権を使いました
自慢ではありませんが、管理人自身も非正規雇用の時はWEBマーケティングという手に職となるスキルをひたすら学習し、そのスキルを元手に非正規人生を脱却したという経緯があります。
この経験からも派遣社員として働いているあなたには何かしらの手に職をつけていつでも派遣社員を辞められる市場価値が高い人になっていただきたいと心から願っております。