今回は女性が手に職をつけるメリットと方法についてです。
ネット上には「手に職を得たい」という願望を持つ女性の声があふれています。
それは往々にして漠然とした不安から来るものです。
- 「結婚や出産で仕事を辞めたらその後戻れるの?」
- 「夫の収入が減ったらどうしよう?」
- 「このまま結婚できなかったらどうしよう?」
- 「今の会社が倒産しないか不安」
- 「リストラされたら生きていけない…」
こういった不安を抱え、手に職を得る方法を探している女性はたくさんいます。
きっと今これを読んでいるあなたもその一人でしょう。
あなたの抱えている不安は間違っていません。ですが、漠然としすぎているためになかなか行動に移せていないだけです。
そこで、元OLで現在は女性フリーランスとして独立した筆者が手に職を得る必要性からその方法まで赤裸々にお話しします。
そもそも手に職をつけるとは?
そもそも女性がいう手に職をつけるとはどういうことなのでしょうか。
ここでは女性たちが口にしている「手に職をつける」についてわかりやすく定義していきます。
まずは辞書的な意味を押さえよう
「手に職をつける」について、辞書では次のように定義されています。
職業または職能を自分のものとすること。生計を立てるための仕事、あるいは、仕事に就くための技能や資格を、獲得すること。
職業をものにするというだけなら、正社員でも手に職をつけていることになります。
ただし、それでは多くの女性が抱く結婚や出産で職を失った場合の不安の解消にはなりません。
この場合は「職業または職能を自分のものとすること」という点が重視されており、そのための手段として「技能や資格を獲得すること」が出てきます。
ここでは「職能を自分のものとする」「生計を立てる」を簡単に言い換えて、「手に職をつける=稼げるスキルを自分のものにすること」、と定義します。
稼げるスキルを身につけているのはどんな人?
「稼げるスキルを自分のものにする」という言葉は抽象的なので、もう少し掘り下げてみます。
ここでいう稼げるスキルとは仕事に直結し、利益を生むことができるものです。
自分のものにする、というのは自分でいつでもどこでもそのスキルが自由に使える状態です。
具体例としては、以下のような人です。
- いつでもどこでも文章が書けるライター
- 自分で一からホームページを作れるWebデザイナー
- アプリ開発ができるプログラマー
何かを一人前にできるスキルを身につけ、自分でご飯を食べていけることが手に職をつけるということになります。
どうして女性は手に職を持つべきなの?
「女性は手に職を持つべき」とはよくいわれますがなぜでしょうか。
これにはきちんと根拠があります。そして主な理由は以下の3つです。
- スキルのない女性は企業で冷遇されるため
- ブランクが出来ても転職ができる
- 非正規でも一定の年収が見込める
どうして女性が手に職を持つ必要があるのか、一つずつ詳しくお話しします。
スキルのない女性は企業で冷遇されるため
手に職を持たないスキルのない女性は企業で冷遇される、というのは女性であれば薄々感じる人も多いでしょう。
残念ですが、これは正解です。
日本では明治民法に家長である父親の権利が戸主権として保証されていました。その結果として女性は男性に従い、家庭を守るのが当たり前でした。
明治時代と比べれば制度改革が進み、女性も社会進出できるようになりましたが、意識のレベルでは根強く残っています。
特に企業経営者は高齢の男性が多いですから、依然として男性社会になりがちです。
いまだに昇給しにくい一般職は女性が多いですし、逆に管理職クラスには女性が少ないです。
現にこの話は統計的にも明らかです。
女性の正社員・正職員に占める各職種の割合は、一般職が 42.3%と最も高く、次いで総 合職 38.5%、限定総合職 13.3%の順となっている。
男性の正社員・正職員に占める各職種の割合は、総合職が 56.0%と最も高く、次いで一 般職 31.6%、限定総合職 7.6%の順となっている。
引用元:厚生労働省 平成29年度雇用均等基本調査概要 正社員・正職員の構成比
課長相当職以上の管理職に占める女性の割合(以下、「女性管理職割合」という。)は 11.5%(平成 28 年度 12.1%)で、前回調査に比べ 0.6 ポイント低下、係長相当職以上の女 性管理職割合は 12.8%(同 12.9%)で、前回調査に比べ 0.1 ポイント低下した。
また、それぞれの役職に占める女性の割合は、部長相当職では 6.6%(同 6.5%)、課長相当職では 9.3%(同 8.9%)、係長相当職では 15.2%(同 14.7%)と、いずれも前回調査から上昇し た。(図9,付属統計表第5表)。
引用元:厚生労働省 平成29年度雇用均等基本調査概要 管理職に占める女性の割合
こういった背景から日本女性の年収は上がりにくくなっています。
男性社会で女性が男性並みの収入を得る方法が手に職を得ることです。
需要が多くて供給の少ない仕事ができるスキルがあれば、性別で判断する余地がなくなるからです。
ブランクが出来ても転職ができる
多くの女性は妊娠・出産などでキャリア断絶してしまいます。
そして一度女性がキャリア断絶してしまうと、元いた業界で再就職するのは難しいです。
これは会社だけでなく、国の制度的な問題もあります。
日本は完全失業率が他国と比較して低いことで有名ですが、これは専業主婦を失業者とみなしていないからです。
その根拠として総務省統計局の統計用語解説を見てみます。
完全失業者というのは15歳以上人口の中で労働力人口でありながら就業していない人のことをいいます。
しかし労働力人口とみなされていない非労働力人口という括りが存在します。
非労働力人口の内訳をよく見ると、「通学、家事、その他(高齢者など)」と書かれています。
つまり、学生、専業主婦、高齢者は非労働力人口に入っているのです。
このように、女性は育児のために仕事を辞めざるをえなくても失業者とみなされません。政府が女性の再就職支援に積極的でない理由はここにあります。
女性が手に職を持たないままキャリア断絶してしまうと再就職は厳しいのが現状です。
しかし、手に職を持っていればスキルを生かして転職をすることが可能になります。つまり需要のあるスキルは転職する上で、女性の武器になるのです。
非正規でも一定の年収が見込める
意外かもしれませんが、手に職といわれる仕事も時短勤務や派遣社員を募集していることが多々あります。
例えばIT業界は需要が急速に伸びているのに、スキルのある人材の供給が追いついていません。
そのため、派遣社員や時短勤務の募集も多くあります。
中には育児に追われる女性にとって有難い、在宅勤務を可能としている会社も出てきています。
気になる賃金ですが、厚生労働省の派遣業務別平均賃金調査によると、最も高いのはソフトウェア開発で時給換算して1711円でした。
スーパーのパートの時給900円で働く女性と比べれば約800円の差があり、8時間労働すれば6400円もの差がつくことになります。
女性が手に職を持っていれば、非正規社員でも一般企業の正社員並みの月収を得ることも可能になるのです。
フリーランスとして働くこともできる
女性が手に職を持てばフリーランスとして働くことも可能になります。
筆者は現在、フリーランスとして働いています。
パソコン一つでできる仕事のため、海外旅行を楽しみつつ合間に仕事を進めることもあります。
世間の休日に合わせることなく休みを取ることもできるので、混まない時期に旅行に行くこともできるのは得です。
フリーランスは企業に所属しないため、場所や時間に縛られることなく、自分のペースで働くことができる、自由度の高い働き方です。
逆にいえば仕事を取れるかどうかも自分次第なので、会社員のような安定はありませんが、その分給料の上限も年齢も関係ありません。
女性のキャリア断絶になりやすい育児や介護との両立も自分次第で可能です。
女性の手に職の究極形態がフリーランスといってもいいでしょう。
どうすれば手に職がつくのか?
女性が手に職を持つべき理由はわかったけれども、どうすれば手に職がつくのか知りたい、という人のために3つの方法を紹介します。
- 独学で勉強をして身に付ける
- 学校に通って教えてもらう
- 技が身につく環境に転職する
どれも働きながらできることです。筆者自身もOLとして働きながら手に職をつける準備をしていきました。
もちろんそれぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。こちらについては一つずつ詳しく説明します。
独学で勉強をして身に付ける
独学で勉強をして身につけるのは手に職をつけるもっとも一般的な方法です。
自力で学ぶデメリットとは?
この独学の主なメリットは以下の3つです。
- 今すぐにでも始められる
- お金をかけなくてもできる
- 自分のペースでコツコツできる
学校に通ったり技が身につく環境に転職したりするためには比較検討する必要があります。
迷ったり悩んだりする時間があると、手に職をつけることを諦めるスキになりやすいです。
そのため、今すぐに始められるというのは重要ポイントです。
独学で勉強する方法は書籍が一般的ですが、ネット上でスキルを身につけるトレーニングができるサイトもあります。
また、クラウドソーシングサイトに無料で登録して簡単な仕事から始めてスキルを身につけていく、というやり方もあります。
いづれにしても学校に通うよりはずっと安いです。
自分のペースでできるので、忙しい仕事の合間を縫って勉強することも可能です。
自力で学ぶデメリットとは?
逆にデメリットとして挙げられるのは以下の3つです。
- 時間がかかる
- 手に職がつく保証はない
- 挫折しやすい
独学は効率が悪いです。
わからないことがあっても教えてくれる人がいないので、調べるのに時間がかかってしまいます。
学校と違って転職サポートなどは無いので手に職をつけるためには自分で求人を探す必要があります。
待っていても仕事は降ってきませんので、手に職をつけるまでコツコツとスキルアップに励んで耐えなければいけません。
また、一人で頑張るのは意外と辛いものです。
特に手に職をつけるための勉強は緊急性が低く、後回しにしがちです。一人で頑張るのが苦手な人にとっては継続しにくく、挫折しやすい方法といえます。
女性が手に職をつけなければという危機感があるなど目的がしっかりしていて、一人でコツコツ頑張ることが苦にならない人におすすめです。
学校に通って教えてもらう
学校に通って教えてもらうのは比較的楽にスキルを身につけて手に職をつけられる方法です。
スクールを利用する利点とは?
学校に通う主なメリットは以下の3つです。
- スキルが効率的に身につく
- 共に頑張る仲間ができる
- 転職支援などサポート制度がある
最近では会社員でも継続しやすいよう、土日に開校している学校や、通信教育制度も増えています。
プロが教えるカリキュラムは体系化されており、効率的にスキルが身につけやすくなっています。
通うタイプの専門学校なら共に受講する生徒やサポートしてくれる先生やエージェントといった共に頑張る仲間ができるため、継続しやすくなります。
特にわからないことをすぐに聞けるというのは独学ではありえないことです。
また、転職支援などのサポート制度があるところも多く、中には受講中からスキルを活かした仕事をさせてもらえるインターンシップ制度があるところもあります。
スクールにも課題がある
逆にスクールに通うデメリットとして挙げられるのは以下の3つです。
- お金がかかる
- 詐欺に遭うリスクもある
- 体力的な負担になる
スキルを身につけようと思うと学校費用はそれなりに高いです。
株式会社divが運営するプログラミングを学べるTECH CAMPは3ヶ月で177,600円。
⇒料金プランとサービスの詳細はこちら
インターネットアカデミーのWebデザイナー入門は47時間で195,943円。
プログラマー入門コースなら50時間で155,623円。
⇒料金プランとサービスの詳細はこちら
よりハイレベルなスキルを身につけようと思えばさらに金額が上がります。
筆者はWebデザインと簡単なプログラミングの学校に通いましたが、6ヶ月で約38万円でした。
その後収入がアップすれば回収できますが、一時的な費用負担は覚悟しなければいけません。
学校は良いところばかりではなく、手に職をつけたい女性の頑張る気持ちを利用して高額なお金を取る詐欺業者もあります。
仕事をくれるようなことを言って実際には収入がほとんどアップしない仕事を紹介する場合もあります。
安心な学校かどうかは自分の目で見極めましょう。
見落としがちなのが、働きながら学校に通うことは体力的な負担を伴うということです。
仕事で疲れた身体を引きずって学校に行かなければいけないこともあります。学校は週1日くらいが多いですが、自習の時間も考えなければいけません。
手に職をつけたい女性たちと共に頑張れる環境がいい人にはおすすめです。
技が身につく環境に転職する
技が身につく環境に転職するのはそのまま手に職につながる方法です。
転職のメリットとは?
これから取り上げる転職をする主なメリットは以下の3つです。
- 手に職につながりやすい
- 年収が上がりやすい
- スキルアップが早い
女性が手に職をつけるのは早いほうがいいとよくいわれます。その理由はシンプルで年齢を重ねるごとにスキルを身につけるのが困難になるからです。
また、女性は年齢を重ねるごとに再就職が難しくなるので、早めに転職してしまったほうが年収は上がりやすいのです。
転職はそのまま手に職をつけることになりますから、もっとも早い方法といえます。
目に見える実績を積み重ねていくのでスキルアップも早くなります。
当然デメリットもある
逆に転職に付きまとうデメリットとして挙げられるのは以下の3つです。
- 転職そのものが困難
- 教えてもらえるとは限らない
- やりたい仕事ができるとは限らない
手に職をつけたいと思っても、スキルを身につけられる仕事に未経験から転職するのは楽ではありません。
「未経験OK」と書かれていても経験者が優先されることは多いです。
企業が未経験者を育てる手間を惜しんでくれるところなら良いですが、ほとんどの場合は即戦力となることが求められます。
仕事ですから聞けば教えてもらえるでしょうが、親身になって教えてもらえるとは思わないほうがいいです。
また、会社である以上やりたい仕事ができるとは限りません。
例えばデザインスキルを身につけたいと思って入ったとしても別な仕事に異動を求められることもあります。
最初は下積みから始まるために、やりたい仕事がなかなかできないこともあります。それでもスキルになると前向きに頑張ることができれば経験になります。
お金を稼ぎながら、とにかく早く手に職をつけたい女性におすすめです。
手に職をつける努力をする際の3つの注意点
女性が手に職をつける努力をする際に注意しなければいけない点は以下の4つです。
- 適性のないものは選ばない
- お金になるスキルを選ぶ
- 可能であれば在宅でも働けるものを選ぶ
- 取得に時間がかかりすぎるものは選ばない
それぞれ詳しくお話ししていきます。
適性のないものは選ばない
適性のないものは選ばないようにしましょう。手に職をつけたところで続かないと意味がありません。
適性のないものはスキルアップしにくいので年収アップにも繋がりにくいです。
学校の無料体験を受けたり、事前に書籍で勉強したりして適性チェックをしておきましょう。転職エージェントを利用して適性を見てもらうのもおすすめです。
加えて女性の場合は働き方の適性も重要になってきます。
プライベートも大切にしたいのであれば、時短勤務やフレキシブル勤務が可能な職場やフリーランスがいいでしょう。
手に職をつけることと女性としての幸せを得ることを真剣に考えた上で最適な選択をしてください。
お金になるスキルを選ぶ
女性が手に職をつける上で忘れがちなのがお金になるスキルを選ぶことです。
最近は子育てを終えた女性が自分の趣味を切り売りすることも増えました。
そんな女性たちの中には相場より安すぎる価格でものづくりをしている人も多いです。
趣味の延長として楽しむ分には良いですが、稼げなければ手に職をつけているとはいえません。
将来にわたって需要が高く、お金になるスキルを選ぶのが手に職をつけるコツです。
可能であれば在宅でも働けるものを選ぶ
「手に職」といってもパソコン一台で仕事が出来るプログラマーの仕事もあれば大工さんのように毎日工事現場で働く肉体系の仕事まで幅広いです。
どんな手に職を選ぶかはあなたの自由ですが、可能であれば在宅で働ける手に職を選ぶのが無難。
というのも女性は男性と異なり、妊娠・育休・産休・子育てなどにより職場に通うのが困難な時期がキャリアで発生する可能性が非常に高いからです。
今の日本では産休・育休を将来している会社は増えていますが、中小企業の場合はまだまだ産休・育休の取得を推奨しているのは一部。
その一歩で在宅でも働ける手に職となるスキルを得れば自宅で働けるので子育てと仕事の両立は比較的簡単になります。
取得に時間がかかりすぎるものは選ばない
手に職となるスキルや資格の中には得るために非常に時間がかかるものがあります。
例えば女性に人気がある資格の1つに薬剤師という資格があります。薬剤師の資格を取れば全国の薬局で働けるうえに平均年収も500万円程度と高額です。
結婚後も働けるうえに旦那の転勤で新しい場所に引っ越しをしてもすぐに職が見つかるのは魅力的だと思います。
しかし、薬剤師の資格を取得するとなると6年生の薬学部の大学に入学して卒業すると共に国家試験に受かる事が必要です。
6年分の学費がかかりますし、取得にも最低で6年の時間が必要になるので非常に大変です。
薬剤師のケースは極端とはいえ、取得に時間がかかりすぎる資格やスキルはあえて選ばないことをおすすめします。
女性におすすめの資格を大公開
次に手に職をつけたい女性におすすめしたい資格を一覧にしてみましたのでご覧ください。
資格名 | 特徴 |
---|---|
宅建 | 全国の不動産業者で重宝される 国家資格で専業業務あり |
社会保険労務士 | 社労士事務所で働ける 国家資格で専業業務あり |
調剤事務管理士技能認定試験 | 調剤薬局の事務職に仕事にありつきやすい |
登録販売者資格 | ドラッグストア等への就職に便利 |
医療事務関係の諸資格 | 病院・診療所での仕事に役立つ |
ここで一覧にした資格のポイントは以下の通りです。
- 全国で働ける職場が多い
- 取得難易度がそこまで高くない
- 特別な学歴がなくても受けられる
- 時短勤務もしやすい仕事にありつきやすい
特にポイントになるのが「全国で働ける職場が多い点」です。
例えば登録販売者資格に受かれば全国各地のドラッグストアーの仕事を得やすいです。
それに医療事務関係の諸資格も病院は全国各地にある以上、一度取得すれば結婚後に転勤などをしても仕事にありつきやすいです。
結婚、妊娠後も働けるという面では非常にうれしい資格と言えるでしょう。なお、ここで取り上げたなかった女性にぴったりな手に職となる資格については以下のページでまとめているので是非ご覧ください。
女性におすすめしたい仕事の一覧と特徴
次に手に職をつけたい女性におすすめの仕事を5つ紹介します。
- 介護福祉士
- WEBデザイナー
- ライター
- プログラマー
- デジタルマーケター
どれも今後、需要が伸びていくものばかりです。それぞれご紹介していきます。
介護福祉士
介護福祉士は介護が必要な方の入浴や排せつなどをサポートする国家資格です。現在の日本は超高齢社会になりつつあるので介護業界の仕事は今後数が増えていきます。
加えて介護の世界は人手不足が深刻である以上、一度介護福祉士の資格を取得してしまえば失業とはほぼ無縁になります。
仕事にあぶれない手に職となる仕事につきたいのでしたら、介護福祉士の資格を取得して介護業界に飛び込むのは非常に有効です。
WEBデザイナー
WEBデザイナーの仕事は多岐に渡ります。
仕事内容はクライアントの要望をヒアリングし、WEBサイト周りの様々なデザインを制作します。
ロゴ、バナーといったパーツをはじめ、ホームページを丸ごとデザインすることもあります。
デザインセンスよりもツールを使いこなす力や要望をヒアリングするコミュニケーション力が求められる仕事です。
女性の適性にも合っているので、手に職を得たいならおすすめの仕事です。
ライター
ライターの仕事はその名の通り、文章を書くことです。
作家や編集の仕事はハードルが高いですが、WEBライターなら比較的敷居が低いです。
その分稼げないのでは、と思われがちですが、コピーライターなどスキルがあれば、プログラマー並みに稼ぐことも可能です。
文章でお金を生み出せるようになれば、フリーランスとして在宅で働くこともできるので、キャリア断絶の心配もありません。
実際、高収入のライターはフリーランスが多いです。AIには難しい仕事なので将来性もあり、女性の手に職としておすすめです。
プログラマー
プログラマーは女性に経験されがちですが、手に職として心強いスキルです。
仕事内容はプログラミング言語を使用してWEBサイトやアプリ、ゲーム、機械など、あらゆるものを開発することです。
需要が高まる一方なのに依然として人材は不足しており、プログラミングを学んでおけば職を失うことはないともいわれます。
派遣や時短勤務でも高収入が見込めるのは女性に嬉しいポイントです。
向き不向きはありますが、メリットは大きいので女性が手に職をつけるなら一度は考えてほしい仕事です。
デジタルマーケター
デジタルマーケターも女性には非常におすすめの手に職となる仕事です。
そもそもデジタルマーケターというのは、Facebook広告を運用したり、WEBサイトの改善をすることでオンラインでお客さんを集める職種です。
デジタルマーケターはパソコン一台で取り組める仕事である以上、一度スキルを覚えれば在宅ワークで働くこともできます。
それに求められる役割はオンラインでお客さんを集めたり、売り上げを作る事なのでその役割さえこなせば男女関係なく評価されます。
今日のステイホームが推奨される時代ではオンラインマーケティングに力を入れている企業が増えているので将来性がある手に職となる仕事といえます。
ITスキルは女子のキャリアを変える
ITスキルは女子のキャリアを変える強力な武器です。
現在、IT業界の女性の比率は2割弱でそのうちエンジニアは1割にも満たないのが現状です。
言い換えればIT女子というのは希少な存在であり、これさえ身につければキャリアは無双といっても過言ではありません。
女性向けのサービスにもITはどんどん取り入れられています。今後、ITスキルを身につけた女性の需要が高まっていくのは間違いありません。
手に職をつけたい女性は今すぐITスキルを身につけることを強くおすすめします。
最後にこのページに目を通された人に人気があるページを2つ紹介しますのでよろしければ目を通してみてくださいね。