今から身に付けるべき専門スキル

これから手に職をつける

手に職をつけたほうがいい、となんとなくわかっているものの、実際何をすべきか迷ってしまいますよね。

そんな時におすすめしたいのが取得後に役に立つスキルや資格であるか、という点。

実は手に職となるスキルや資格の中には収得を目指すべきものと取得しても大して役に立たたないものがあります。

そして後者の取得しても大して役に立たない資格やスキルを取ろうとすると手に職を得る根本的な目的である年収アップや失職リスクを下げる事には繋がりません。

当たり前かもしれませんが、せっかく勉強するならお得な資格やスキルを身につけたいと思います。

そこでこのページでは管理人が実体験をベースにてこれから手に職をつけようとしているあなたに取得を目指していけないスキルや資格、そして取得するのがお得なスキル並びに資格についてまとめてみました。

選んではいけない手に職とは?

手に職となるスキルはなんでもいいわけではありません。現に身につけても稼げないスキルも多くあります。

当たり前かもしれませんが、せっかく勉強をするのならお金になるお得なスキルを身につけたいですよね。

そこでここでは手に職になるように思えても選んではいけないスキルに該当する3つの特徴を一覧にしてみました。

  1. 提供過剰になっていること
  2. 期待年収が低いスキル
  3. あなたに才能がない分野のスキル

これから手に職をつける上で、チェックポイントとして見てみてください。

提供過剰はアウト

よく「今からでも簡単に取れる資格」という謳い文句は見ます。これは何からの資格を取りたい側からすると魅力的に思えますが、取得はあまりおすすめできません。

なぜなら、誰でも取れるということは保有している人は多いことに加えて誰でも取れる簡単な資格なので希少性がないからです。

そのため、競争相手となる人が大勢いるため、スキルがあっても仕事にありつけない確率が高くなります。

そこでこれから手に職をつけることを考えているのなら人手の足りている仕事のスキルは避け、人材不足の仕事を探してみましょう。

期待年収が低いのも避けよう

手に職といわれても期待年収が低いものは避けたほうがいいです。

たとえば介護関連の資格など、需要はあるものの給与が低くお金にならないスキルもあります。

初任給が高かったとしてもこれからの期待年収が低いスキルは手に職といえません。

せっかく頑張って勉強して資格を取ったりスキルを身につけたりしても、稼げなかったらつらいですよね。

この点を考えると期待年収が低い仕事は避けたほうがいいでしょう。

才能がないものは選ばない

手に職をつけたいなら自分に才能がないものは選ばないほうがいいです。

この才能がないというのは能力もそうですが、嫌なことやストレスになりすぎることです。

例えばいくら手に職がつくといってもパソコンに向かうのも辛い人がエンジニアを目指してもスキルを身につける段階で挫折するでしょう。

仮に付け焼き刃でスキルを身につけて就職できたとしても、これから仕事で成果を出すことは難しく、収入も上がりません。

嫌々勉強した挙句、高収入につながらないなんて悲しいですよね。

逆に選ぶべきスキルや資格の特徴

選ばないほうがいいスキルや資格についてお話ししましたが、手に職をつけるためにはこれからどうすればいいのか、悩んでいると思います。

そこでここでは手に職となるスキルや資格を選ぶ際の4つのポイントを一覧してみました。

  1. AIに変わられない
  2. 保有すれば売り手になれる
  3. 平均年収が400万円以上
  4. 組織に所属せず働ける

ここで一覧にした4つのポイントの詳細については1つずつご紹介していきます。

AIにとって代わられない

手に職を目指すならAIにとって代わられない仕事にしましょう。

なぜならこれからの時代、今ある仕事がAIにとって代わられていくのは目に見えているからです。

それではどんな仕事がAIに代替されないのでしょうか?

こちらについては最もAIにとって代わられない仕事はAIや機械を作る側の業務です。

その理由はシンプルで機械は作る人が必要ですし、AIには命令する人が必要になるからです。

それではAIを作る側の代表的な仕事にはどんなものがあるかというと、WEB業界の開発職、システム運用の仕事などがあります。

本気でこれから手に職をつけたいのでしたら目をつけるとよいでしょう。

保有すれば売り手になれる

労働者の多い買い手市場では雇用する側が人を選べます。

特にこれからはAIにとって代わられてしまうので、スキルを持たない人材にとっては買い手市場まっしぐらです。

一方スキルを持つ人材は違います。保有している人の少ないスキルを持てば、一気に自分が売り手になれます。

自分が売り手になれれば、買い手となる企業を選べる立場になりますから収入アップは確実です。

平均年収が400万円以上

これから稼げる手に職を得たいなら、平均年収400万円以上を基準にしましょう。

実は労働市場全体として、日本の平均年収は50代男性を除き、400万円を下回るのが現状です。
参考:平成 29 年賃金構造基本統計調査の概況

しかし、スキルが必要な仕事の多くは平均年収400万円以上になっています。つまり月収では34万円ほどが見込めます。

これは何を意味するかというと誰でもできるわけではないスキルが必要な仕事はに付ければ高年収が見込めるのです。

この点を考慮してもスキルアップや手に職をつける根本となる目的を考えると平均年収の高い仕事につけるスキルや資格を取ることがやはり無難な選択になるのです。

組織に所属せず働ける

どういった手に職を身に付けるかを考える際に組織に所属せず、フリーランスとして働けるスキルになるかどうかもポイントになります。

これからの時代、組織に所属しない働き方もかなり普及しつつあります。

フリーランスは自分のペースで働ける上に直接自分に収入が入るという仕組みがあるので工夫次第で会社員よりもお金が稼げます。

それにフリーで働けるスキルを手にしておけば会社に依存したり、しがみつかなくてよいので人生の幸福度が格段に上がります。

企業の平均寿命が個人の勤続年数よりも短いといわれているこれからの時代、フリーランスとして働けるスキルはまさに手に職といえます。

「これからお特な資格2選」

次に手に職となる資格の中で取得すると特にお得な2つの資格を一覧にしてみましたのでご覧ください。

  1. 社会保険労務士
  2. 中小企業診断士

ここで取り上げた2つの資格はどれも難しすぎず、簡単すぎない、そして需要のある資格になります。今取り上げた資格についてはこれから詳しくご紹介します。

社会保険労務士

社会保険労務士は労働問題並びに社会保険関係の専門家であることを示す資格です。

この資格を持っていればひとまずどの会社でも総務部として働けるという点で実用的な資格といえます。

しかも今日では政府が企業側に対して労働者が安全に働ける環境を構築するのが義務付けられておりますので労働問題に強い専門家はニーズがあります。

こういった時代背景を考えると今後も社会保険労務士の需要は高まるといえるでしょう。

しかも社労士は独立して仕事をすることもできる資格ですから手に職をつける上でお得な資格といえます。

中小企業診断士

次にご紹介するのは日本型MBAといわれている中小企業診断士です。

この中小企業診断士の資格を取得することは、そのまま経営の勉強にもなります。

体系的な経営の知識を持っていれば経営が分かる人材がいない中小企業では引く手あまたになります。

しかも経営の知識は手に職を生かす選択肢の一つである独立をする上でも役立ちます。

決して取得難易度が低い資格ではありませんが、きちんと勉強すれば十分に取れる資格なので目指す価値はあります。

今身に付けるべきスキル3選

手に職を持つ上で重要なのは資格だけではありません。現に資格がなくても「○○が出来る」というスキルや技があれば「手に職がある人」といえます。

そこでここでは手に職となるスキルを得たいあなたのためにこれから身につけるべき3つのスキルを一覧にしてみました。

  1. プログラミングスキル
  2. ライティングスキル
  3. WEBサイトの制作技術

どれも独立につながるお得なスキルばかりなのでぜひ目を通してください。

プログラミングスキル

手に職の代表格といえばプログラミングスキルです。

AI社会でもプログラミングさえできれば食いっぱぐれないといわれるほど、これからの需要が高いスキルとして知られています。

仕事内容も多岐にわたり、アプリやゲームの開発、WEBサイトのサーバー部分の保守運用など色々とあります。

しかもプログラミングスキルは最も高収入が期待できるスキルの一つで、スキルを得れば年収400万円〜1000万円は固いです。

ちなみにこの年収400万円〜1000万円というのはサラリーマンとしての金額であり、リスクを取って独立すればさらなる収入アップも期待できます。

ライティングスキル

手に職でありながら、気軽に仕事を始められるのがライティングスキルです。

現に私たちは学校で読み書きは教わってきているのでライティングは誰もができる仕事といえます。

しかもライティングはその性質上、ライターの個性が問われるのでAIにとって代わられないというメリットがあります。

特にセールスライティングのスキルを身につければ年収1000万円も期待できます。それに文章は日本語でよいので日本人なら誰でも素養はあります。

この点を考えると文章を書くことが苦痛でなければぜひおすすめしたいスキルです。

WEBサイトの制作技術

以前よりも気軽にWEBサイトを作れるツールはたくさん出ていますが、思うようなアレンジができずに悩んでいる人は意外と多いのです。

そのため、WEBサイトの制作が出来る人はどの会社でも重宝されます。

しかもサイトの制作の仕事は個人でも請け負えるために独立も比較的簡単に実現することが出来ます。

この点を考えるとWEBサイトの制作技術は習得のハードルが高くても、これから手に職をつけたいのならおすすめです。

迷ったらWEBスキルを学ぼう

これから手に職を得る上でお得な資格、お得なスキルについてお話ししてきましたが、結局はあなたに向いているものを選ぶのが一番です。

そうは言っても自分に合ったものなんてわからない、という人がほとんどでしょう。

そこで管理人がおすすめしたいのは「迷ったらWEBスキルを学びましょう」ということです。

なぜなら、AI時代が到来し、WEBスキルの需要は高まる一方だからです。その一方で労働市場においてWEBスキルを持つ人材は常々不足気味。

こんなチャンスですからWEBスキルの勉強を続ければある程度収入が見込めるわけです。しかも食いっぱぐれのリスクも低いというおまけつき。

この点を考えるとこれから手に職をつけたいのでしたらWEBスキルはまさにもってこいなスキルになります。

習得にはメリットしかないWEBスキルの習得方法についてはこちらのページで特集しておりますのでぜひ目を通してみてくださいね。

WEBスキルを身に付ける方法とは?

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