転職を繰り返す人の特徴と理想の職場の探し方

新天地探しを何度も繰り返す

転職を繰り返す人の特徴と末路を大公開

あなたの周りにも何度も仕事を変えてしまう人がいるかもしれません。一般的には転職を繰り返し、仕事をすぐに辞めてしまう人はジョブホッパーと言われており、ジョブホッパーにはいくつかの共通点があります。

しかも、転職を繰り返すジョブホッパーには性格面での共通点があるだけではなく、末路に関しても一定のパターンがある事で有名です。

このページでは転職を繰り返す人にはどんな特徴があり、何度も職場を変えるとどんな憂き目にあうのか。そして無駄に職歴を汚さないコツについて転職歴が4回を超えているジョブホッパー男子である管理人がまとめてみました。

内容に目を通せば長続きする職場を探す方法や何社もの職場を渡り歩くデメリットに加えてメリットまで分かります。

  1. 転職を繰り返す人の5つの特徴
    1. 人間関係が苦手でどの職場でももめる
    2. 自分の特性や性格に合わない仕事を選んでしまう
    3. 実力がないのに自己評価が高い
    4. 結果が出ないと環境や職場のせいにする
    5. 職場を変えれば全てが変わると思っている
  2. 何回までなら転職は不利にならないのか?
  3. 仕事が続かない女と男によくある性格的傾向
    1. 管理人が見てきた女性編
    2. 管理人が見てきた男性編
  4. 何度も転職を繰り返す事の5つのデメリット
    1. 書類選考の場で不利になる
    2. 生涯年収で損することが多い
    3. いつまでの平社員のまま
    4. 適切なキャリアを積めないケースが多い
    5. 辞め癖・逃げ癖がついてしまう
  5. 逆に何社も経験するメリットはあるのか?
    1. 人間観察能力がつくようになる
    2. 自分に合った働き方が分かる
    3. 良い意味で職場(会社)に期待しなくなる
  6. 何度も職場を変える人が抱きがちな7つの不満
    1. 給与に関する不満
    2. 社内での自分の評価に対する不満
    3. 労働環境に対する不満
    4. やりがいに対する不満
    5. 働き方に対する不満
    6. 職場の人間関係に対する不満
    7. キャリアアップを理由にしたパターン
  7. 転職を繰り返す人の良くある末路5選
    1. 最終的に転職先が見つからなくなる
    2. 社内で出世が出来ず40代で平社員のまま
    3. リストラ実施時の優先解雇の対象になって無職に
    4. 再就職先が見つからずアルバイト生活に入る
    5. 会社員生活を諦めて独立・開業をして失敗する
  8. これ以上無駄に職歴を汚さないための5つのポイント
    1. 入社した時の気持ちを毎日思い出す
    2. 職場は不完全なものだと割り切る
    3. 自分が求められる職場で働くことを心がける
    4. 職場以外で安らげる場所を作る
    5. 入社前に会社や仕事のことを調べる
  9. 長く働ける職場(仕事)の探し方
    1. 転職エージェントを上手に使う
    2. お試し入社や副業入社を利用してミスマッチを避ける
    3. 友人・知人の紹介で入る
    4. フレックス・成果主義の職場に行く
  10. このページのまとめ

転職を繰り返す人の5つの特徴

転職を繰り返す人の5つの特徴
転職を繰り返す人には5つの特徴があります。5つの特徴については一覧にしてみましたのでご覧ください。

  1. 人間関係が苦手でどの職場でももめる
  2. 自分の特性や性格に合わない仕事を選んでしまう
  3. 実力がないのに自己評価が高い
  4. 結果が出ないと環境や職場のせいにする
  5. 職場を変えれば全てが変わると思っている

今取り上げた転職を繰り返す人に見受けられる5つの特徴についてはこれから1つずつご紹介します。

人間関係が苦手でどの職場でももめる

企業は色々な人間で構成されている組織です。そのため、企業に勤務するということは他の人と関わらなくてはいけません。

当然、人付き合いが苦手な人はどんな職場でもトラブルを起こしますし周りのメンバーとの関係性から早期離職をする可能性があります。

実際、管理人が過去に所属していた組織でも会社を追い出される人や入社してすぐに辞める人は社内で嫌われている人だったり、癖が強い人が多かった気がします。

いずれにせよ、人間関係の構築能力が低い人は転職を繰り返す、という点は押さえておきたいですね。

自分の特性や性格に合わない仕事を選んでしまう

どんな仕事にも向き・不向きがあり、向かない仕事を選ぶと短期離職に繋がります。なぜなら、自分の特性や性格に合わない仕事に就くと仕事時間がつらくなりますし、周りから評価されないためです。

例えばビジネスセンスが0の人間がマーケティングや企画の仕事をすれば成果は一切出ません。成果が出ない以上、会社では評価されない上に頑張っても結果が出ないので職場が嫌になってきます。

本人に才能がないジャンルの仕事を任せる会社にも問題がありますが、明らかに適性のない仕事を選ぶのは短期離職の原因になるので絶対に避けたいですね。

実力がないのに自己評価が高い

転職を繰り返す人たちの特徴として自分自身のレベルを客観的に理解していないケースが多いです。よくあるケースは自分自身の実力を過大評価しているケース。

例えば「私はもっと高い年収をもらうべき」と思っているのに会社は一切評価せず、給与を上げない場合はどうでしょうか?

自己評価と会社からの評価にズレが生まれ会社に対して不満が沸々とわいてくることがあります。

結果、この会社ではもうやっていくことができないと気持ちが爆発してしまいます。

結果が出ないと環境や職場のせいにする

結果が出ないのは基本的には自分自身の実力のせいと言っていいでしょう。

しかし、そのようなとき結果が出ないのは会社の環境であったり、人間関係であったり自分以外の他の何かのせいであるという責任の押しつけをすることがあります。

管理人は環境に適応する能力も含めて実力だと考えておりますが、プライドと実力が低い人ほど結果が出ないと環境のせいにして今の環境から逃げようとしてしまいます。

職場を変えれば全てが変わると思っている

転職を繰り返す人は職場を変えれば全てがリセットされるという非現実的な夢を見て現実逃避をする傾向があります。

仕事場を変えて成功する場合もありますし、そうでないこともあります。変わるのは会社ではなく自身であることも多々あります。

しかし転職を繰り返す人たちは、果てしなく新しい勤務先にユートピアを見てしまうのです。

何回までなら転職は不利にならないのか?

仕事探しで不利になる転職回数
何回まで転職は繰り返してOKなのかも大変気になる方が多いです。その答えは年齢によって違いますが、管理人が知人の転職エージェントの方に聞いた模範解答をご紹介します。

  • 20代の時は2回以上職場を変えるのはNG
  • 30代の時は4回以上だと目立つ
  • 40代以降は回数関係なく安易な転職は厳禁

20代の方々の場合、2回以上転職を繰り返すと面接官にいろいろと転職の理由を問いつめられることになります。

実際、管理人も所属している企業で面接官をやっているときには2回以上の転職経験がある20代はジョブホッパー気質がある人、という風に見ています。

そして30代であれば4回以上は明らかに「多い」と思われます。転職の回数が4回を超えると書類選考も通らなくなりますし、面接でも突っ込まれるようになります。

仕事が続かない女と男によくある性格的傾向

性格的な特徴
次に仕事が続かない男性並びに女性によく見受けられる性格的傾向をご紹介します。

管理人が見てきた女性編

管理人が見てきた転職を繰り返す女性には以下のような傾向がありました。

  • 職場への期待値が非常に高い
  • とにかく我慢が出来ない
  • 職場恋愛で問題を起こす
  • 仕事の注意を受けるだけで取り乱す
  • 思い込みが非常に激しい

まとめると、感情的で公私混同をしたり、冷静さを欠いて職場で荒波をたててしまうトラブルメーカーです。

トラブルメーカー気質の女性は会社で嫌なことがあると勢いで会社を辞めることもあれば会社側から退職勧奨をされることもあります。

管理人が見てきた男性編

転職を繰り返す男性によく見られる傾向としては人間関係の構築力の低さと飽き性な性格が見受けられます。

前者に関しては所属する企業で人間関係を上手く構築しようという気持ちがそもそもない方々が目立ちます。職場の人間関係を軽視すると社内で浮くので自ずと居心地が悪くなります。

居心地が悪いと転職というカードを使って外に逃げる事を考えてしまうんですよね。

それに飽き性タイプも、ひとつの企業でなかなか辛抱することができません。同じ環境や同じことを続けるのが嫌いなので新しい刺激を求めて転職を画策しだします。

何度も転職を繰り返す事の5つのデメリット

デメリット
次に何度も転職を繰り返す事で生じる5つのデメリットをご紹介します。

書類選考の場で不利になる

転職は現在の社会環境からして当然のことと言ってもいいのかもしれませんが、転職回数が増えるとマイナス評価になります。

特に年輩採用担当からすると、「なんでひとつの企業に留まることができないのか」と疑問を持たれます。

管理人も転職回数が3回を超えてからは回数の多さが理由で書類落ちが増えてきたので転職の回数と書類選考の落ちやすさには関係性があると言い切れます。

生涯年収で損することが多い

そもそも昔から存在している日本の会社員のシステムは、ひとつの企業に留まり生涯仕事を続けることです。

ひとつの会社に留まり頑張っているから評価をされ、年収も徐々に上がり引退時には多額の退職金ももらうことができます。

しかし、転職を繰り返すと右肩上がりの給与は期待できませんし、勤続年数に応じて金額が変動する退職金は在籍期間の短さから多額は期待できません。

結果として給与と退職金の両面において転職を繰り返すことは損をすることになります。

いつまでの平社員のまま

あなたに新しい職場でいかせるノウハウやヘッドハンディングされるだけの実績があればいいのですが、転職して新天地に立てば年代関係なく下っ端からのスタートです。

そのため、最初は基本的には平社員です。しかも多くの企業は勤続年数や企業内での実績によって昇進を決める以上、上層部の信頼を勝ち取る仕事を継続しない間は平社員のまま。

結果として30代であろうと、40代であろうと、平社員、という状況が出来上がりかねないのです。

適切なキャリアを積めないケースが多い

転職を何度も繰り返すと会社で何かを成し遂げた職務経歴を積み上げる事が出来ません。理由は会社はすぐに仕事を辞める人には責任のある仕事を任せないためです。

そのため、何度も転職をすると30代・40代になっても適切なキャリアや実績を築けない事になり、何もできない中年に近づきます。

日本の労働市場では30代半ば以降からは実績・キャリア・スキルがないとリストラの対象になったり、再就職も難しくなります。

そのため、何度も転職を繰り返してキャリアを積む機会を失うのは長い人生で見ると非常に損な行動になります。

辞め癖・逃げ癖がついてしまう

転職体験に慣れてしまうと逃げ癖が付きます。

実際、嫌な上司がいたり、何か気に入らないことがあればすぐに転職を考えてしまう逃げ癖傾向が出来てしまいます。

逃げ癖がつくと何も成し遂げらない上に何かあれば「逃げる・辞める」というカードを切ることになるのでいたずらに経歴を悪くします。

逃げ癖・辞め癖が付いた社会人は労働市場での評価は低くなるので変な癖をつけないためにも不用意な転職はしないのが無難です。

逆に何社も経験するメリットはあるのか?

何度も転職をするメリット
実は転職を繰り返すことは決してデメリットだけではありません。そこで次に転職を繰り返す事で得られる代表的なメリットもご紹介します。

人間観察能力がつくようになる

転職を繰り返すことで、いろいろな人間を目の当たりにすることになります。結果として自ずと人を見抜く能力が付きます。

人を見抜く目や色々な人に合わせられる気質がつくと人間としての深みが増すので個人的には非常に大きなメリットだと思います。

自分に合った働き方が分かる

何度も転職した結果、自分に合った働き方も段々と理解することができるようになります。人によっては「自分には脱サラしかない」と悟り、会社員をしながら独立の準備を始める人もいるはず。

逆に転職をしないで不満のある会社にとどまり続ける場合、我慢することが当たり前になり人生の自己肯定感が下がる事もあるはずです。我慢に慣れたら個人的には寂しい人生が近づくと思います。

そのため、我慢出来ないから転職しようという姿勢は幸せな人生を実現するためには非常に重要だと思いますし自分の理想の働き方が分かるというメリットもあります。

良い意味で職場(会社)に期待しなくなる

転職を繰り返すことで、「会社とはそもそも理想通りにはいかないものだ・・・」という諦めの極致に至ることがあります。

実際、管理人もサラリーマン生活には見切りをつけており、「会社は不完全な環境であり、会社に幸せを求めるのは間違っている」と割り切っております。

かなり悲観的な考えですが、職場に対して過剰な期待をしないあきらめの姿勢は悪いことではありません。

過剰に期待しないからこそ、変に失望もしなくなりますので良い意味で落ち着いた人間になれます。

何度も職場を変える人が抱きがちな7つの不満

ジョブホッパーの不満一覧
次に何度も職場を変える人が良く抱きがちな職場に対する7つの不満をご紹介します。

給与に関する不満

何度も仕事場を変える転職者たちの理由は、給与に対しての不満が多いです。

何よりも企業はお給料をもらうためにお仕事をしている場所です。給与の待遇が悪いと転職しようという気持ちが起こって当然です。

事実、給与の待遇が悪いということは、生活水準に悪影響が出て来てしまうことです。それは衣食住全部に関与します。

そのため、「給与が少ない」と思えば転職を考えるのは至極まっとうなことです。

社内での自分の評価に対する不満

会社からの評価に対して腹を立てると転職を考える人は多いです。

実際、「自分は頑張っているのに報われない、評価されない」と思うとなおさらです。特にプライドが高い人は評価されないと悔しさから退職を考えます。

本来人の評価は自分ではなく、他人がするものですが、プライドが高い人は自分の頑張りを評価されない事を認められません。

結果として「もっと俺を評価してくれる環境があるはず」と思い、退職をしてしまいます。

労働環境に対する不満

労働環境、労働時間に対しての不満で転職する人たちも多くいます。特にサービス残業をさせれれると怒りからすぐに退職を考える人は少なくありません。

サービス残業や長時間労働が嫌いなのはよくわかりますが、労働環境に対して過剰に要求が高いとどんな会社に入っても退職を考える事になる点は押さえておきたいですね。

やりがいに対する不満

新人の頃は少なからず企業に対してやりがいを求めていることでしょう。

しかししばらく仕事をしていれば、段々と企業にやりがいが見つけられないことに気づくこともあります。それにどんな時にやりがいを感じるかは人それぞれなのでやりがいを求めすぎるのは問題です。

ちなみに管理人にとってのやりがいとは、自己成長や将来自分がたどり着きたいポイントに近づけるかどうかです。

上記のようなやりがいを感じない職場の場合、管理人は何度も躊躇なく辞めてきましたが、やりがいを職場に求めるすぎるとどの職場でも働けなくなる事は知っておきたいですね。

働き方に対する不満

働き方に不満だから転職を考える方々もいます。

自分の性格や能力に仕事内容が合っていない、また、もっと別の仕事に力を注ぎたいといった気持ちが強い方ほど、仕事を辞めたいと感じる傾向があります。

ただし、働き方に不満があっても他方で給与の待遇など満たされている場合にはもう少しこの会社で頑張っていようという気持ちも起こるかもしれません。

職場の人間関係に対する不満

転職の理由として圧倒的には多いのは、やはり仕事場の人間関係です。特に「あの人が生理的に無理だった」という理由だけで転職を繰り返す人は少なくありません。

人間関係が理由で辞めるのは決しておかしいことではありませんが、職場の人間に期待をしすぎるのは少し問題です。

なぜなら、会社には色々な人がいる以上、自分が好きになれない人や自分の理解を超えている人もいるからです。

職場の人間関係を過度に気にしすぎる人は結果として同僚を理由に退職をする事を検討してしまう点は知っておきたいですね。

キャリアアップを理由にしたパターン

いまの会社ではキャリアアップを期待することができないから新天地にそれを求めている方々もいます。

キャリアアップとはより専門的な知識や高い能力を身につけ、経歴を高めて自分の市場価値を上げるという意味あいです。

キャリアアップをベースとした転職は非常にポジティブなものなので管理人としてはすごくありだと思います。それにキャリアのゴールを脱サラとする場合は、脱サラを前提とした転職を繰り返すのも素晴らしいキャリア戦略だと思います。

転職を繰り返す人の良くある末路5選

転職を繰り返す人の末路
次に転職を繰り返すことで訪れるであろう悲惨な5パターンの末路をご紹介します。

最終的に転職先が見つからなくなる

何度も転職をすると転職回数が増えるために書類選考で不利になる事はお話ししたと思います。

何度も転職をし、年齢も重ねると年齢・転職回数の2つの不利な条件からなかなか転職先が見つからなくなります。

その結果として本当に転職をしなければいけない時に転職が出来なかったり、失業しても再就職が出来ない、なんてことも起こりえます。

社内で出世が出来ず40代で平社員のまま

転職をしているとどんどん出世が遅れてしまうことがあります。

会社でも、履歴書を確認して経験を重視してくれることもありますが、同じレベルの社員がいるとすれば企業が優遇するのは間違いなく「生え抜き社員」の方です。

ずっとこの会社に対して貢献してくれている訳ですし、当然の結果ではないでしょうか。

転職を繰り返すと、40歳になっても平社員のままということもありますので注意をしてください。

リストラ実施時の優先解雇の対象になって無職に

前項目と同じ内容になってしまうのかもしれませんが、企業で大事にしているのは生え抜き社員の方です。

そのため、会社の財務状況が悪化してしまうことでいざリストラを実施しようとすれば、生え抜き社員の方ではなく転職を繰り返した人が優先的にターゲットになります。

実際、新卒で入った人間をリストラしようとするとその人の同期や後輩にも悪い影響を与えます。逆に転職を繰り返している中途社員の場合は同期がいない以上、会社としてもリストラの宣告をしやすいのです。

再就職先が見つからずアルバイト生活に入る

何度も転職を繰り返すと結果として陥るのは社員になれずにバイト生活を余儀なくされる、という末路です。

当たり前ですが、なかなか新しい転職先が見つからない状態でも、生活していくためになんらかの形で仕事をしていかなければなりません。

「転職先は絶対に正規雇用であることは外せない」、という断固たる決意を持っている人も何度も面接に落ちると契約社員で妥協してしまうこともあるでしょう。

それに契約社員で雇ってもらうことができなければ、派遣、アルバイト、パートの選択肢も入れて行動しなければなりません。

会社員生活を諦めて独立・開業をして失敗する

転職を繰り返し、結果どの企業も自分を入社させてくれないから、いよいよ最後の手段として、「ならば自分で起業しよう」という気合いも起こるかもしれません。

実際にそのような流れで起業した方々もいます。

最近は起業流行りで多くの人たちが起業をしているので、自分も簡単に起業できるという思い込みがあるのかもしれません。

しかし、起業にはノウハウや特殊なスキルをはじめとした「金を稼ぐ術」を持つことが欠かせません。薄い中途半端なノウハウでいきあたりばったりで起業しても成功するはずはありません。

それに開業は誰でもすぐにできる以上、いきなり起業をするのではなくアルバイトをしながら副業としてはじめて徐々に規模を大きくするなどの工夫をするのが無難です。

これ以上無駄に職歴を汚さないための5つのポイント

職歴を汚さないためのポイント
転職を繰り返すことは職歴を汚すことになります。不用意に職歴を汚さないために押さえるべきポイントをこれからご紹介します。

入社した時の気持ちを毎日思い出す

何か嫌なことがあればすぐに転職すれば物事は解決することができるという癖がついていることがあります。しかし会社は、ちょっと嫌なことがあっても我慢して辛抱する場所です。

そこで転職したいと思ったときには入社した時の初心を取り戻すことが大事です。特におすすめなのが入社を決めた時の新鮮な気持ちをメモに残しておき、それを最低でも週に1回見返す事です。

職場への感謝や入社した時の新鮮な気持ちを思い出せば小さなイライラをベースとした安易すぎる離職をせずに済みます。

職場は不完全なものだと割り切る

職場にはもっと完全な場所があるという思い方をすれば、いつでも理想を他の場所に求めてしまうことになります。

そうではなく、会社というものは欲求が全部満たされることはない、不完全なものだという認識の仕方をしたらどうでしょう。

どの企業へ行っても、結局は満たされないんだなと思えば、あなたにはこの企業に留まりもう少し頑張ってみようという姿勢も生まれることになります。

自分が求められる職場で働くことを心がける

転職を繰り返す人たちの多くは自分の理想をかなえられる職場を探しますがそれが間違いです。

なぜなら、理想の職場なんてないからです。そこで逆に自分が求められる会社を探すことをおすすめします。

例えば管理人の場合、WEBサイトの修正や改善、WEBサイトにアップする記事の制作、WEB広告の運用、全社戦略の立案、マーケティング関連の諸業務を一定レベルでなら一人で出来ます。

加えて大学時代に簿記と英語を勉強しており、800点くらいのTOEICのスコアーと簿記2級を取得したので同年代の社会人の上位20%くらいには入るレベルの素養があります。

これらのスキルセットはどれか1つだけが求められる環境では使い物になりません。例えば英語が私よりできる人は世の中に5万といますし、WEB広告の運用に関しても私よりキャリアがある人は無数にいますしね。

ですが、社内に専門のWEB担当者もマーケティング担当者も戦略担当者もおらず、会計分野に詳しい人もさほど多くない職場では「便利で使える人間」になれます。

管理人のケースはさておき、自分が求められる環境を探し、会社が自分を求めてくれるから期待に応えるために頑張る、という働き方をするのも1つの手です。

一歩間違えると会社の犬になるような生き方になりますが、自分の理想とする職場を探すのではなく、自分が求められる環境を探す方が長く働くことに繋がります。

職場以外で安らげる場所を作る

転職を繰り返す人たちは、転職を繰り返すたび自分の理想に近い職場でなければならないという認識が累積してしまうことになります。

それではなかなかそれに見合う企業は見つかりません。

自分が自分の理想を叶えたいと思えば、それは職場以外の場所に見つけてはいかがでしょうか。例えば副業であったり、オンラインサロンであったり、家庭だったりですね。

そして、会社に対しては「会社は俺の幸せの実現のためにある場ではないしな・・・」という割り切りの精神で関わります。割り切りの精神を持ち合わせることで、変に所属する会社に期待しなくなるので失望も減ります。

入社前に会社や仕事のことを調べる

転職してもその企業になかなか居座ることができないのは、そもそもその企業についてリサーチ不足ということはないでしょうか。

現在はインターネットでも企業についていろいろ情報、口コミ、評価について掲載されているので時間をかけてじっくり調査をしましょう。

仮に色々と調べてみてもわからないようでしたら、転職を考える前に無給で仕事を手伝わせてもらったり、アルバイトをさせてもらうのも手。

長く働ける職場(仕事)の探し方

仕事の探し方
転職を繰り返さないためにも、長く仕事をし続けることができる職場の探し方を確認しましょう。

転職エージェントを上手に使う

長く続きでる職場を探す際に重要なのは転職エージェントへの相談です。

転職エージェントには、コンサルタントなどがいてくれてあなたの転職活動をしっかり指導・サポートしてくれます。

働きたい会社の条件を伝えれば意に沿う求人案件を複数紹介してくれるので自分で転職先を探すよりも長く働ける会社に巡り合える可能性が上がります。

お試し入社や副業入社を利用してミスマッチを避ける

転職のミスマッチは、転職しようと思っている会社のことがわからないからです。会社のことを知れば知る程転職率をあげることができます。

企業の概要はインターネットでも確認することができますが、そうではなく会社の雰囲気あたりは、中に直接入って体験してみないとわからないです。

そのようなとき、お試し入社や副業入社などの選択肢がありますので有効的に活かしてみるといいです。

友人・知人の紹介で入る

会社の内部についてもっと知るという意味あいでは、知人や友人が勤務している企業に紹介してもらい入るという方法があります。

現在そこで仕事をしている友だちに紹介してもらうことでがぜん転職活動も有利に働きます。そして、何よりも友だちからこの会社はどのような会社か内部の雰囲気まで教えてもらうことができます。

フレックス・成果主義の職場に行く

あなたに実力があるという自覚があれば、フレックス・成果主義の職場に転職するという方法があります。

成果主義の会社であれば求められる結果さえ出していれば何も言われないので比較的働きやすいと思いますのでおすすめです。理由はシンプルで「数字が人格」のカルチャーだからです。

もちろん、成果を出せないと追い出されますので万人受けする会社ではありませんが、結果を出せる自信があるのなら入ってみるのも手です。

このページのまとめ

このページのまとめ
いかがでしょうか。今回、転職を繰り返す人たちのメリット、問題点、改善方法などについて解説をしました。

転職を繰り返すことで、理想の企業に勤務することができれば、転職を繰り返した甲斐はあったと見ていいです。しかし、そうでないケースも多々あります。

それはあなたが転職先にいまの会社には存在していない理想ばかり見てしまっているせいではないでしょうか。どの企業も、現在あなたが勤務している企業とそれ程変わる訳ではありません。 

そのような認識を持つことで、もう少しこの企業に留まっていようという気持ちも起こることでしょう。

また、今よりも自分に合った職場を何としても見つけたいのでしたら転職エージェントにアドバイスをもらうことをおすすめします。

第3者の意見を聞きながら仕事を探した方がマッチする職場を見つけられる可能性がありますしね。おすすめの転職エージェントについては以下のページでまとめておりますので是非ご覧ください。

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