秒速でITスキルを身に付ける方法
ITスキルってどうやれば身に付けることができるのかよく分かりませんよね。
それにそもそもの話、ITスキルを身に付ける際にはどのスキルに目をつけるのが一番なのかも今ひとつわからないなんてこともあるかもしれません。
それだけ初学者にとってはマスターするのが非常に難しいように思えるITスキルですが、中級者クラスの実力でしたら誰でも1年以内に身に付けることが可能です。
現に管理人自身、大学時代にはExcelすら触ったことがないぐらいスーパーIT音痴でしたが、今では個人で複数のウェブサイトの制作をしつつWebの広告運用のプロとして広告代理店で働いております。
私の話はさておき、ITスキルというのは正しい勉強方法で勉強に取り組めば誰でもある一定レベルにまでならスキルを上げることが出来てしまうのです。
このことをご理解いただくためにこのページではITスキルを中級者レベルはどの程度のレベルであり、どうすれば中級者レベルのITスキルを最短で身に付けられるのか、について管理人の実体験をもとにご紹介していきます。
ITスキルの中級者とは？
最初に中級者クラスのITスキルを身につけた人というのは、どういった人を指すのかについて見ていきます。
中級者は就職先が見つかるレベル
この見出しにあるようにITスキルの中級者というのは、IT系の企業に未経験者枠ではない採用枠で入れるレベルの実力がある人を指します。
この未経験者枠ではない採用枠というのは一般的には経験者枠と呼ばれます。
この経験者枠として採用されるレベルのIT関係のスキルや知識を身につけていれば、ITスキルの初級者とは言えませんので上級者ではないにせよ中級者に部類されます。
中級者になる目安期間は3ヵ月～1年
それでは中級者クラスのITスキルを身に付けるのにどれくらいの時間が必要になるかというと一般的には半年から1年。
つまり、半年から1年程度を独学でも良いのでがっつりとITスキルの勉強に取り組めば、普通のIT企業で経験者枠として採用されるようなレベルの実力を身に付けることができてしまうのです。
そのため、そこでもしあなたがしっかり腰を添えてITスキルを身につけたいのでしたら1年間ITの勉強をすることをおすすめします。
最短で中級者になる6ステップ
ここまでの内容で中級クラスのITスキルを身に付けることはそんなに難しいことが分かったと思います。
ですがいくら中級クラスのITスキルを身に付けることが難しくないと言っても、自力でスキルを身に付けるとなると何をすれば良いのか分からなくなるかもしれません。
そこでここからはエクセルすら触ることができなかった管理人が1年足らずでITスキルを中級者クラスにまで引き上げた手順を時系列順にまとめてみました。
- まずは取得する技を絞る
- 独学の環境を作る
- インプットよりも手を動かす
- 質問できる先生を持つ
- カリキュラムを3往復する
- 仕事を引き受けてみる
ここで取り上げた1〜6の詳細な内容については上から順にご紹介していきます。
まずは取得する技を絞る
中級者クラスのITスキルを身に付ける際に必ず心がけたいのは身に付けるスキルを絞ることです。
なぜスキルを絞るのが大切かというと、ITスキルといっても色々な種類の技術があるからです。そしてどんな技術を得たいかで最適な学習スタンスや学習方法が変わります。
例えばプログラミングを身に付けるのでしたらプログラミングの書籍を買ってパソコンでコードを打つ練習をするのが有効です。
その一方でITサービスを企画する企画職に就くことを目指すのでしたらIT系の会社にバイトでも良いので入社し、実際に企画の仕事をやらせてもらうのが一番。
このように習得しようとしている技術に応じて適切な学習方法が変わる以上、技の習得を始める前に身に付けたい技術を明らかにすることをおすすめします。
独学の環境を作る
これから身に付ける技の種類が決まりましたら独学が可能な環境を設定しましょう。
この独学が可能な環境というのは、プログラミングの勉強するのでしたら学ぶことを決めたプログラムを実際に手で打つことができる環境を自分のパソコンに構築することを意味します。
この独学が出来る環境を作り、スキルを得るための努力を毎日することが中級者レベルのITスキルを取得する際には欠かせないので1日でも早く独学をするための環境を構築したいですね。
インプットよりも手を動かす
学ぶITスキルを決め、そのスキルをマナー身に付けるための環境を整えた後にやることはひたすら手を動かすことです。
実はITスキルの取得と他の知識の取得には決定的な違いがあります。
その違いというのは、教科書や入門書を必死に読むだけではITスキルを身に付けることが出来ない点です。
なぜなら基本的にどのスキルも頭で理解するだけでは不十分であり、学んだ内容のアウトプットをパソコン上で行う必要があるからです。
そのため、書籍などを通して理論や仕組みを学んだあとは、学びの内容を忘れないためにもすぐにパソコン上で打ってみて手で覚えることをお勧めします。
理想としては書籍を通してのインプットと実際にパソコンの画面に手を動かす時間の比率は3対7ぐらいです。
質問できる先生を持つ
独学でITスキルを身に付けるための勉強をしているとなかなか理解が進まない項目が出てくることがあります。
その際はGoogleなどで調べれば何かしら答えを出てくるかもしれませんがゼロから自分で調べるのは大変です。
そこで独学による学習が行き詰まった際には、自分で何とかしようとするのではなく、聞ける人にお金を払って聞いてみることをおすすめします。
実はココナラといったマッチングサイトやクラウドソーシングをはじめとした外注募集のサイトでは格安価格でプログラミングやITスキルの疑問に答えてくれる先生に出会うことができます。
彼らに3,000円から4,000円程度のお金を払えば1時間まるまる彼らのサポートを Skypeや対面で受けることができます。
金額自体は決して安くはないかもしれませんが、学習をする中で悩んだ内容の正解が最短で即日で分かるので、学習効率を上げることができます。
カリキュラムを3往復する
ゼロから何らかのITスキルを身に付ける際に最も重要になるのが学んだことの復習です。
なぜなら人間の脳というのは、覚えたことの大半を一日以内に忘れる構造になっており、一度学んだことの7割程度は翌朝には忘れてしまうからです。
そこで管理人としては一度学んだ内容は時間がたてば忘れてしまうことを念頭に置き、何度も復習に努めることをおすすめします。
そしてこの復習において管理人が推奨したいのが、勉強に利用している教材を最初から最後まで3周繰り返すことです。
実は管理人の経験上になりますが、同じテキストを3周繰り返して勉強すればテキストの内容の8割程度は身に付けることができます。
一見すると同じ教材を何度も復習するのは無駄なように思えますが、結果的に最短で中級者クラスのITスキルが身に付くので実践することをおすすめします。
試しに仕事を引き受けてみる
購入したテキストや教材を3周繰り返し、ITスキルの基本をある程度まで身に付けることができた後にやることは実戦練習です。
この実戦練習というのは、身に付けたスキルをいかせる仕事を自分で引き受けることを指します。
具体的にはクラウドソーシングやクラウドワークスを始めとした外注さんの募集サイトで仕事を引き受けてみたり、今所属している会社で学んだスキルを活かせる仕事に手を上げて応募するのが有効です。
これらを行えば今の自分のスキルレベルを見極めることができますし、学んだスキルを通して仕事をしたという実績を作ることもなります。
そうすれば自ずとキャリアの選択の幅が広がりますし、実務に取り組む際に今の自分のスキルが十分なのか不十分なのかも見極めることにも繋がります。
スキルを身に付けるメリットは大きい
このページはここまで転職市場においてスキルありとして認識される中級者レベルのITスキルを最短で身に付ける方法についてご紹介してきました。
しかしその一方でITスキルを身に付けると自分の人生にどんなメリットがあるのか、について特にご紹介しときませんでしたよね。
そこでここでは改めての話になるかもしれませんが、今のあなたが人生の貴重な時間を利用してITスキルを身に付けることで得られるメリットを一覧にしてみました。
- 本業での出世につながる
- 労働市場で「売り手」になれる
- 副業をはじめることができる
ここで取り上げたITスキルを身に付けることで得られる3つのメリットの詳細については上から順番に取り上げていきます。
本業での出世につながる
一つ目のITスキルを身に付けるメリットは今の仕事で出世するチャンスが得られることです。
その理由はシンプルでして日本国内のほぼ全ての会社は現在ITの分野の導入に力を入れているからです。
例えばITとは無縁だと思われている飲食業界であってもデータを集めて今のお客さんにぴったりなメニューを開発したり、新しいお客さんを店に呼び込むためにホームページやSNSの運用に力を入れております。
このような事情がある以上、頑張って勉強して ITスキルを身につければ今の会社でスターになることも夢ではありません。
労働市場で「売り手」になれる
ITスキルを身に付ける2つ目のメリットとしては労働市場で「売り手」になれる点です。
なぜ労働市場で「売り手」になれるかというと、IT業界は現在非常に人手不足なので0から人を育てなければいけない状況になっているからです。
そのため、独学でも良いのでITスキルの基礎を身につけてしまえば年齢が30代だったり40代であっても転職先は見つかります。
しかも会社によっては基本的な技術さえ身につけていれば実務経験がゼロでも採用してくれるケースもあります。
このようにITスキルを身につければ企業側から欲しいと思われる「売り手人材」になれるので職にあぶれるリスクがガクっと下がります。
副業をはじめることができる
これは先ほどの内容の繰り返しになるかもしれませんが、現在の日本ではIT技術を持っている人材は希少性の高いレア人材です。
そのため、ITスキルを身につけてしまえば土日や平日の夜にだけ副業という形であなたのことを雇用してくれる会社を見つけることも可能です。
現に管理人自身、IT系のブラック企業でプログラミングを身につけた後は土日限定でとある会社のシステム設計を請け負い、毎月5万円程度の副収入を得ておりました。
技術次第では土日だけで月10万円ぐらいの金額を稼ぐことも不可能ではありませんので、スキルを身に付けるために使った時間やお金は簡単に回収できます。
本気ならスクールを使うべし
ここまでご紹介しますようにITスキルを身に付けることは非常にメリットがありますし、中級者クラスの実力を得れば一定期間の継続的な勉強を行えば誰でも身に付けることができます。
しかしながらITスキルを身に付ける際に要する時間は人それぞれですし、特別な才能があるわけではなければ自力で勉強するのはややハードルが高いです。
そこで管理人としましては本気でITスキルを身につけたいのでしたら専門のIT関係のスクールに通い、プロに質問ができる環境で短期集中的にスキルを取得することをおすすめします。
このITのプロに質問が出来るITスクールの一例についてはこちらのページでご紹介しておりますので、ぜひ目を通してみてくださいね。