- 「自由な生活を満喫したい・・・」
- 「フリーターをしながら夢を追いかけたい」
- 「責任を背負わなくてよい働き方をしたい・・・」
このような気持ちから敢えてフリーターとして生きることを選択する人は一定数います。それに管理人の経験上での話にはなりますが、フリーターとして生きることは気楽であるのは事実。
しかし、フリーターとして生きることのメリットとデメリットを比較すると明らかにデメリットの方が多いのでバイト生活からは抜け出した方が賢明と言えます。
このことをご理解いただくためにこのページではフリーターとして生きることのメリットとデメリットについてお話しした上でバイト生活から脱却する方法についてもご紹介していきます。
フリーターとして生きるメリット
改めての話になりますが、フリーターとして生きることは必ずしも悪ではありません。
現に人によってはフリーターとして生きることには大きなメリットもあるくらいです。中でもこれから取り上げる3つのメリットは注目に値します。
- 趣味を第一とした生き方が出来る
- 故郷を離れるリスクがゼロ
- 夢を追う生き方が可能
ここで取り上げたフリーター生活の3つのメリットの中身についてはこれから取り上げていきます。
趣味を第一とした生き方が出来る
フリーターとして生きるなら、趣味を第一とした生き方が出来ます。
なぜなら働く時間を自由に決めやすいからです。
たとえばシフト制勤務であれば、昼からの出勤や夕方までの勤務など、ある程度希望した時間内で働けます。
さらにフリーターはサービス残業も少ないうえに正社員に比べて休みも取りやすいです。その結果として趣味に費やす時間を増やすことが出来ます。
故郷を離れるリスクがゼロ
フリーターとして生きるなら、故郷を離れるリスクはゼロです。なぜなら転勤という概念が無いからです。
その一方で正社員であれば普通は転勤を免れません。それも転勤の時期や勤務地は選べないことがほとんどですし、拒否権はほぼないでしょう。
この点を考えるとどうしても故郷を離れたくない、家族と離れたくないという人はフリーターとして生きるのも賢明な選択になります。
夢を追う生き方が可能
フリーターとして生きるのであれば、夢を追うことも可能です。なぜなら夢のために勤務時間を調整することが可能だからです。
たとえばバンドマンとしてメジャーデビューを目指すのでしたら練習の時間が欠かせませんし、その時間を確保する際には正社員になるのはデメリットでしかありません。
この点を考えると夢を追いかけるために色々なことを犠牲にする気があるのでしたらバイトという生き方も悪くはありません。
アルバイト人生のデメリット
フリーターとして生きるメリットについて話してきましたが、当然デメリットもあります。そこでここからはデメリットについて見ていきます。
いつまでも低収入のまま
フリーターとして生きると、いつまでも低収入のままになります。
たとえば正社員の初任給はだいたい月収20万円です。しかもこの月収20万円というのは残業代が含まれずの金額になります。
その一方でフリーターの場合はいつまでも時給1,000円程度なので200時間働いてようやく月収が20万円になります。
昇給に関しても期待が出来ないので基本的には月収20万円を超える事はない、と思った方が良いでしょう。
キャリアが築けない
フリーターとして生きると、高いキャリアは築けません。
なぜならスキルの要らない誰でもできる単純作業しか任されないからです。つまりどれだけ働いても手に職をつけることができないのです。
さらにアルバイト経験は新卒とは違い、就活においてほとんど役に立ちません。その結果としてキャリアが経歴の面でもスキルの面でも評価されないのです。
この点を考えるとフリーターとして生きるならキャリアアップは望めないと心得ましょう。
世間体が悪すぎる
フリーターとして生きると、世間体の悪さがつきまといます。
なぜなら社会的ステータスが低く、就職できるだけの能力がなかった人と見なされるからです。
たとえば、近隣から陰口や嫌みを言われたり、結婚の際にフリーターというだけで断られたりします。
特に結婚に関しては、養ってくれる相手でも見つけない限りはまず見込めません。極端な話、世間のフリーターに対するイメージはニートの次に悪いというのが現状です。
周りと疎遠になる
正社員ではなくてフリーターとして生き続けると周りの友人とは疎遠になります。なぜなら生活水準が合わなくなってしまうからです。
現に友人との食事の際、正社員にとっては普通の価格帯の店だとしても、フリーターにとっては高すぎるということが多々あります。
その結果としてお金の問題で付き合いを断っていくことになり、段々と友人から遊びにも誘われなくなります。
老後破綻が確実になる
フリーターとして生きると退職金も厚生年金もないので老後破綻が現実化します。
それにフリーターは正社員と比べて生涯年収が圧倒的に低く、年収アップも見込めません。現に厚生労働省のデータによれば、大卒の正社員とフリーターの平均年収は20代前半で150万円の格差があります。
さらに、この格差は年齢とともに広がり続け、40代前半の時点でフリーターの平均年収は正社員の3分の1以下になってしまいます。
これでは仮に趣味や遊びは全て犠牲にしたとしても、貯金の余裕はほとんど期待できません。その結果として老後の生活破綻の覚悟が必要になります。
バイト生活の期間はほどほどに
結論から言いますと、フリーターとして生きるとしても、バイト生活の期間はほどほどにしたほうがいいです。
なぜなら長くフリーターを続けるほどアルバイト生活からの脱却が難しくなるからです。現に年齢を重ねれば重ねるほど就職の難易度は上がりますし、応募できる求人も減ります。
期間を区切る
色々なデメリットがあるとはいえ、どうしてもフリーターとして生きたいのであれば事前に自分なりの区切りをつけておくことです。
例えばフリーター生活はどんなに長くても3年、といったようにしてルールを決めます。
自分で期間の区切りをつけておけば、フリーターとして生きるにしても、ズルズルとフリーターを続けるのは防げます。
期間の存在が夢を後押しする
それにそもそもの話になりますが、アルバイト生活の期間に期限の区切りをつけた方が夢はかないます。
例えば「25歳までにバンドでデビューできなかったら夢を諦める」と決めていれば何がなんでも夢を実現するために動くでしょう。
それに万が一夢が叶わなくても20代であれば正社員の道もまだ間に合います。そうすれば夢に破れても人生に敗れるまでは至りません。
いずれにせよ、フリーターのメリットを享受しつつ人生の破綻リスクを避けるためにはバイト生活の期間についてはあらかじめ区切る姿勢が欠かせません。
一度フリーターになった時の復活ルート
もしあなたがフリーターとして生きるのなら、あらかじめバイト人生から這い上がるための復活ルートも考えておきましょう。
なぜならフリーターになってしまってから復活ルートを探すのでは準備不足で抜け出すチャンスを逃してしまうからです。
そこでここではバイト人生から抜け出す際に利用すべき3種類の王道ルートをご紹介します。
今の職場で社員になる
バイト人生を抜け出すという点において今の職場で正社員を目指すという道は非常に良い選択肢です。
たとえば、飲食店アルバイトから店長に昇格する、正社員登用制度のあるアルバイト先で真面目に働いて正社員になる、などがあげられます。
ただし、このバイト先で正社員になる選択を残すためには正社員登用のあるバイト先を意図的に選ぶことやバイト先で真面目に働く姿勢が求められるので準備が欠かせません。
それに社員になりやすいように先輩社員との関係も深めるなどの根回しも必要になるのも言うまでもありません。
そのため、今の職場で正社員になる道を残すというのはある程度緻密な戦略が求められる点は押さえておきたいですね。
公務員試験を受ける
またバイト生活を抜け出す際に誰もが利用できる復活ルートとしては公務員試験があります。
実は公務員試験は一部の国家公務員を除き、年齢制限さえクリアすれば誰でも受けられます。
そして気になる年齢制限はほとんどが30歳に設定されております。この点を考えると30歳というのはバイト人生を脱却する際の1つのリミットになります。
もちろん公務員試験は決して簡単ではありませんし、落ちたら元も子もないので公務員を目指すのでしたら真面目に勉強しましょう。
社員になるための就活をする
最後にご紹介するバイト生活から脱却する方法は社員になるための就活をすることです。
実は今の日本は景気が良いので30代前半まででなら未経験でも採用してくれる企業はあります。特に人手不足が問題になっているIT業界ではその傾向が顕著です。
そこでバイト生活を辞めたいのでしたらIT業界を含めた人手不足が甚だしい業界に目をつけて社員として採用してくれる会社の面接を受けまくりましょう。
このページはこれにて終了になりますが、最後に今のあなたのお役に立つであろう2ページをご紹介しますのでぜひご覧ください。